すこやか教養講座(第9期)の第2回を開催しました
10月26日(土)に、すこやか教養講座(第9期)の第2回を開催いたしました。
講 師:関西大学人間健康学部准教授 灘英世
テーマ:「『いのち』の大切さ――胸骨圧迫とAEDの使用法を学ぶ」
最近、駅や学校、ショッピングセンターなどで見かけることが多くなってきた「AED」。何かの緊急時に使うものであることは予想できますが、みなさんはそれをいつどのように使うかをご存知でしょうか?
今回は、救急安全が専門の灘英世先生とともに、胸骨圧迫の方法とAEDの使用法について学びました。
日本では、心臓突然死で亡くなる人が年間で6万人にも上ります。救急車が現場に到着する時間は平均で約8分。その間、少しでも早く応急手当ができればそれだけ命を取り留める確率が上がります。その応急処置ができるのは、その現場に居合わせた私たちです。
私たちひとりひとりの勇気で救える命がたくさんあることを知るとともに、目の前で人が倒れた際に、どのように対処すれば良いのかという具体的な方法について、実技を通して学ぶことができました。