シリーズ医療における「笑いのチカラ」の第1回を開催しました
9月9日(日)に、シリーズ医療における「笑いのチカラ」の第1回を開催しました。
講 師:協和会病院リハビリテーション科・内科医師 木俣 肇
テーマ:アトピー性皮膚炎と笑い
1980年代以降、アトピー性皮膚炎に罹患する人びとが増えてきています。現在、この病気の治療にはステロイド剤が用いられることが多いのですが、リバウンドという副作用から根治が難しい状況に陥ってしまうことが少なくありません。
今回の講座では、アトピー性皮膚炎に対してステロイド剤を使わない治療を行っている内科医師の木俣肇先生をお招きし、具体的な比較データを交えながら「笑い」が心身の健康を改善するさまざまな効果についてお話されました。
アトピー性皮膚炎の治療が進み症状が改善するにつれて、患者さん本人にも周りの人々にも自然と笑顔があふれてくると言います。講義を通して、アトピー性皮膚炎の治療には正しい理解が必要であることと、生活の中で笑いを取り入れることが治療の近道となることを学ぶことができました。