関西大学 人間健康学部

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親子で学ぶ! 夏休みユーモア実践講座の第2回を開催しました。

  • ■日時

8月7日(日)に、「親子で学ぶ! 夏休みユーモア実践講座」の第2回を開催いたしました。

講 師:ユーモア・コンサルタント 矢野宗宏
テーマ:「落語」に挑戦してみよう!

いいですか~? 私が今から皆さんの名前を呼びますので、名前を呼ば
れた人は大きく手を挙げて「ハイ!」と元気よく返事をしましょう!

「親子で学ぶ! 夏休みユーモア実践講座」の2回目となる「落語」講座は、
矢野先生のこの言葉からはじまりました。

受講者が「ユーモア科学スタジオ」に入ると、落語を演じる高座がすでに
設置されています。実際にそこに上って落語をすることを考えただけでも
大変緊張しますが、名前を呼ばれた受講者が大きな声を出して返事を
すると、それまで感じていた緊張がいくらか落ち着いてきます。

講座の前半では、ユーモア・コンサルタントで「爪田家らいむ」という落語
の芸名をお持ちの矢野宗宏先生から、関西を中心に演じられている「上
方落語」の特徴や落語で使う小道具、落語家の登場音楽である出囃子
や落語を演じるときの心構えなどが解説されました。その後、先生みず
からが高座に上がり、有名な落語の演目のひとつである「時うどん」を一
席演じて頂きました。すぐ目の前で見る落語は本当に迫力満点で、会
場からは大きな笑いと拍手が沸き起こりました。

次はいよいよ受講者が高座に上って落語に挑戦します。ここで落語家とし
て忘れてはならないのが芸名です。この芸名があることで普段とはまた
違った自分を演出することができます。受講者それぞれのユニークで個
性あふれる芸名が決まると、先生から直々に落語で使用する扇子が
受講者のみなさんに手渡されました。

まずは、高座に上がって先生の真似をしてうどんをすする音や扇子を
箸のように使ってうどんを食べるしぐさを行います。日常生活でうどんを
食べる状況を思い出しながら高座の上でうどんを食べるしぐさを演じました。

高座に上ることに慣れたところで、本日のクライマックス、落語の小話に
挑戦です。先生から芸名を呼ばれた後、扇子と手ぬぐいを携え出囃子に
乗って高座に上がるとみんな立派な落語家です。自分の覚えた小話を
観客の前で披露すると、会場は笑いと拍手に包まれました。

夏休みの機会を利用して2日間にわたって開催された親子で学んだ
ユーモア実践講座。親子そろって人前で漫才と落語の演技をするとい
う貴重な経験をすることができました。

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