「実証国際経済学2」の授業で外務省国際協力局開発協力統括官室からゲストをお招きしました

2024年1025日の「実証国際経済学2」の授業において、外務省ODA(政府開発援助)担当部署よりゲスト講師をお招きし、日本の開発援助の実態や民間企業支援についてご講演いただきました。
今回は日本の開発援助の実態や民間企業支援などについて講演いただき、約560名の学生が貴重なお話しに耳を傾けました。

授業を受けた経済学部生からは、次のような感想が寄せられました。

  • 東日本大震災の際、開発協力を行った国々が日本に支援をしてくれた話が強く印象に残り、ODAの重要性を感じました。
  • ODA事業と関わりのある企業を探してみるのも、将来、就職する際の選択肢の一つだと思いました。
  • ODAは単なる援助を超えて、日本の国際的な影響力の強化や経済発展に貢献する重要な外交ツールであることを認識しました。
  • 日本の技術や知識が開発途上国の持続可能な成長に役立っていることを知り、誇りに思いました。自分も開発途上国に対して何か役に立てることがあれば挑戦してみたいです。
  • 開発途上国の現状を勉強し、実際に海外に行き、何ができるかを考えて欲しいというアドバイスはとても勉強になりました。
  • ODAといえば無償で資金を援助する活動を行っているというイメージが強かったのですが、円借款での支援が1番多いことに驚きました。また、被援助国は返済を通して自立していくという考えに非常に納得しました。
  • 外務省でODAの仕事をされている方のお話を聞くことができ、貴重な経験となりました。カンボジアの紙幣に日本国旗が描かれるほど日本への信頼は高く、ODAが寄与していることを知りました。

今回の授業を通じて学生たちはODAの意義や実際の取り組みについて理解を深めるとともに、国際協力に対する関心を高める貴重な機会となりました。
経済学部では、今後もこうした学びをいかし、グローバルな視点を持った人材育成に取り組みます。

外務省ホームページでもODA出前講座として開催報告が掲載されています。
<第559回開催報告 関西大学>
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sanka/demae/pagew_000001_00011.html

【記事・写真提供:松田絢子准教授】

お知らせ一覧に戻る

page
top