岡本全勝客員教授による講演会を開催しました

 1125日(月)に、元復興庁事務次官で、現在(財)市町村アカデミー学長の岡本全勝客員教授の講演会を開催しました。

 復興庁は、2011年の東日本大震災をきっかけに創設されました。岡本氏は、大震災の直後から現地入りし、緊急の対応に当たってこられました。講演では、当時の写真を交えて、現場に直面した人にしかわからない貴重なお話しをされました。学生たちは震災当時小学生で、今は記憶も薄れていますが、改めて震災、津波、原発事故の恐ろしさを実感していました。

 続けて岡本氏は、震災対応の中で気づいたこととして、従来の「公私二元論」ではなくNPO企業の活動を加えた「官共業三元論」が必要と説かれます。参加した学生たちは記憶を呼び戻しながら、あるいは初めて聞く情報として熱心に受講し、有意義な時間となったことと思います。 

岡本全勝客員教授のホームページ   https://zenshow.net/                                                                               

                                  【記事提供:林 宏昭 教授】

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