
2024年度GoLDプログラム(台湾)の事前授業で玄奘大学と二度目のオンライン交流を行いました
学部独自の留学プログラムであるGoLDプログラム(台湾)では、11月20日に玄奘大学の應用日語學系の学生と二度目のオンライン交流を行いました。
玄奘大学の應用日語學系の学生は、日本語をさらに学びたいという意欲が強いため、いつも日本語で私たちと会話してくださり、私たちはそれに甘えるかたちになっています。今回は、外国語(相手の言葉)でコミュニケーションをとることの大変さと、玄奘大学の学生がそうしてくれることの有難みを感じてもらうために、関大生が玄奘大学の学生から、中国語で自己紹介する仕方を教えてもらい、最後に成果を発表する、というワークを行いました。
相手に中国語の発音を教えてもらいながら、片言で、自分の名前や好きなものを話し、それなりに伝わると、相手側から大歓声が聞こえてきました。ネームプレートやスマホの画面を相手に見せて、中国語での表現の仕方を教えてもらったり、チャットをつかったりと、使える物や機能を自由に使いながら、自己紹介の仕方を教わりました。
参加学生の中には、いつもは一歩引いたような感じで人に接している学生がいたのですが、彼が、画面に顔を押し付けるようにして、丁寧にハキハキと話し、一生懸命に意思疎通を図っている姿が見れました。「発音きれいですね~」「話し方がかわいいですね~」など、玄奘大学の学生の盛り上げかたも、とっても上手でした。
1時間がたつと、ワークから離れて自然なおしゃべりも増えていきました。ワークを終える時間になると、「すごい楽しかった~」「会ってもっとしゃべりたくなった~」と、現地学習に向けての良い関係性ができていました。
最後に、関大生それぞれから玄奘大学の学生に向けて、自己紹介の成果発表をしました。こちらがたどたどしく話していると、玄奘大学の学生たちが、親指を立てたり、ハートマークをつくったり、拍手したりと、応援しているのが見えました。また、玄奘大学の池田辰彰先生が、「小籠包が好きなんですね、音楽が好きなんですね、伝わっていますよ」と、こちらのたどたどしい自己紹介を掬いあげてくれました。「ただ、正直に言うと、まだまだ台湾人には聞き取るのが難しいと思うので、あと1か月、自己紹介の文や発音を練習して、上達した姿を現地で見せてください」と、宿題も頂戴しました。
現地を訪問するのがますます楽しみになりました。
記事提供・北川亘太准教授