1月19日に松下敬一郎先生の最終講義が行われました

 2024119日(金)3限に、松下敬一郎先生の最終講義が行われました。受講学生に加えて、多くの経済学部並びに松下先生と親交のある他学部、他大学の先生も出席され、温かい雰囲気の中で講義が進められました。

 松下先生は2000年に着任され、20年以上の長きにわたり、経済学部の教育と運営に携わってこられました。先生のご貢献に深く感謝の意を表します。

 講義では、まずピアノのレッスンに注力されていた子どもの頃のお話しから、京都での学究生活について語られました。大学では、経済思想史や農業史を中心に研究されていましたが、その後、留学先のミシガン大学で An Economic Analysis of Age at First Marriageをまとめられ、Ph.D.の学位を授与され、先生のご専門である人口経済学の研究に邁進していかれます。本講義のタイトルは「経済学のメガネと実証」ですが、この頃に先生の経済学の方法論が確立されていく過程を、メガネの獲得として述べられました。

 最後に、「やればできる」経済学部生を激励され、これからの人生において、「経済学のメガネ」だけでなく、「家族を大切にするメガネ」を持ってほしいとエールをおくられました。

経済学部長 佐々木 保幸

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