岡本全勝客員教授による講演会を開催しました

 11月16日(木)に、元復興庁事務次官で、現在(財)市町村アカデミー学長の岡本全勝客員教授の講演会を開催しました。

 復興庁は、2011年の東日本大震災をきっかけに創設されました。岡本氏は、大震災の直後から現地入りし、緊急の対応に当たってこられました。講演では、当時の写真を交えて当時のお話をされました。今の学生は震災当時小学生で、今は記憶も薄れていますが、改めて震災、津波、原発事故の恐ろしさを実感していました。

 続けて岡本氏は、震災対応の中で気づいたこととして、従来の「公私二元論」ではなくNPOや企業の活動を加えた「官共業三元論」が必要と説かれます。参加した学生たちは、記憶を呼び戻しながら、あるいは初めて聞く情報として熱心に受講しました。講演後の質疑でも、我がこととしての感想に基づいた質問があり、参加者にとって有意義な時間となったことと思います。

【記事提供:林 宏昭 教授】

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