岡本全勝客員教授による講演会を開催しました

 1117日、岡本全勝客員教授(市町村職員中央研修所学長・元復興庁事務次官)の講演会「大震災で考えた社会を支える3つの仕組み-行政、取引、助け合い-」を開催しました。

 岡本氏は、総務省官僚や首相秘書官等を経て、2011年東日本大震災直後の対応において現場の陣頭指揮を取られました。そして、行政のみ、営利企業のみでは対応が困難なケースにおいて、NPO等による共助(助け合い)が果たす重要な役割に気づかされたと話されます。

 現在の学生たちは震災当時小学生で、記憶にはあるものの悲惨さを実感した人は少ないと思いますが、講演では被災直後、住宅地の再建といったさまざまな写真とお話しから、改めてその大変さを知った人も多くいました。また、公務に限らずこれから社会に出ていく学生たちにエールを送っていただきました。

岡本全勝客員教授のホームページ(https://zenshow.net/)より。
「教室では、約50人の学生が熱心に聞いてくれました。質疑の時間にも素晴らしい質問が相次ぎ、充実した授業でした。」

記事提供:経済学部  林 宏昭 教授

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