12月3日(木)に関西大学客員教授 岡本全勝氏による講演会を開催しました

 2020年12月3日(木)14時40分~16時10分(第4時限)に、岡本全勝客員教授による講演会「国土の復旧から暮らしの再建へ-大震災に学ぶ行政の変化」を千里山キャンパス第2学舎2号館C304教室において開催しました。

 岡本氏は、総務省(旧自治省)から総理秘書官、消防大学校校長等を経て、東日本大震災後に設けられた復興庁で復旧・復興への取り組みにおいて大きな役割を果たされました。震災直後のガレキの中での緊急対応、そしてその後は避難住民の仮設住宅、公営住宅での生活の確保やコミュニティ作り、また産業の再建についても対策が必要となります。

 岡本氏は復旧活動の陣頭指揮をとる中で、公と民の二分論ではなく、公と民の「共」が重要と考えたことを強調されます。「公民協働のまちづくり」や「官民一体」は以前より言われていることですが、震災復興のリーダーの1人として公の立場で最前線に立ってこられた岡本氏からの公と民の「共」の重要性のお話は、学生たちにとっても大きな刺激になったようでした。

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記事提供:経済学部 林 宏昭 教授

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