6月14日(金)に関西大学客員教授 岡本全勝氏による講演会を開催しました

 2019年6月14日(金)16時20分~17時50分(第5時限)に 岡本 全勝 氏(内閣官房参与 元復興庁事務次官)による講演会「まちをつくる-大震災の復興で考えたこと-」を千里山キャンパス第2学舎2号館C404教室において開催しました。

 岡本氏は、旧自治省から総務省を経て、東日本大震災からの復旧・復興を省庁横断的に展開するために設置された復興庁で事務次官として対応の最前線に立って活躍されました。そして現在も、内閣官房参与(福島復興再生総局事務局長)として生活、産業を中心とした復興に尽力されています。

 講演会では、冒頭で発災時には小学生であった学生たちに、大震災の前、直後、そして現在の写真も交えて解説をしていただきました。講演は、行政が担うべきインフラ復旧を超えて、町のにぎわいを取り戻すために必要なこと、また都会でも課題になってきた一人暮らしや引きこもりといった社会問題に対応するためにはどのような対策を講じるべきか、さらに民間NPOなどとの連携がいかに重要か、といった幅広の内容が含まれていました。

 復興を巡る多くの課題は、緩やかに衰退している日本各地に通じる課題であり、聴講生も考えさせられることが多かったと思います。

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                               記事提供:経済学部 林 宏昭 教授

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