5月30日(木)に関西大学客員教授 竹中 ナミ 氏による講演会を開催しました

 2019年5月30日(木)13時~14時30分(第3時限)に 竹中 ナミ 氏(社会福祉法人プロップ・ステーション理事長)による講演会「ユニバーサル社会の実現に向けて、私たちに出来ること」を千里山キャンパス第2学舎3号館E101教室において開催しました。

 年齢・性別・障害の有無などにかかわらず、誰でもが個性と能力を発揮し支え合うことのできる"ユニバーサル社会"の実現をめざして、トップランナーのお一人として東奔西走し続けている竹中先生(ナミねぇ)。「コンピュータやインターネットなどのICTを使ってたくさんの人が自分のできることをして、支え合って社会に貢献していく」ことについて、熱く語っていただきました。

 プロップ・ステーションの在宅ワーカー第一号の間藤さんのご紹介をはじめとする様々なトピックの全てについて、もっと知りたいと感じた受講者が多かったはずです。ご講演後の質疑応答の際には次々に手があがりました。「日本では、障がい者雇用について雇用率のみが定められている。障がい者を"支えてもらう"人(障がい者を"支えられる"範囲にいてほしい)とする罰則のみの制度である」「雇用率だけなく、発注率という概念も取り入れるべきである」「最先端で活躍している一流の人に指導してもらわなければ、その分野で稼げるようにはならない」など、受講者からの質疑からなかなかに刺激的な発言も引き出されていました。

 竹中先生(ナミねぇ)のパワーをダイレクトに受け止めたことが、受講者にとって新たな視座を得るきっかけとなりました。

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                              記事提供:経済学部 佐藤雅代 教授

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