11月16日(金) に関西大学客員教授 楊華氏による講演会を開催しました

2018年11月16日(金)9:00~10:30(第1時限)に、経済学部主催の楊華客員教授(中国・中央財経大学教授)による学術講演会「中国における税外収入とその規範化管理」を千里山キャンパス第2学舎2号館C棟C507教室において開催しました。

中国の税外収入の現状について、日本と比較しながらわかりやすくお話いただきました。特に印象深かったのは、日本での税外収入(国・一般会計)は税収の1.2%程度の規模しかないのに対し、中国では17%もあることや、地方財政の税外収入依存が高いこと、中でも土地使用権譲渡金収入は地方財政収入の1/3以上を占めているという実態がわかったことです。参加した学生の皆さんからは、「中国では税外収入の規模が多いと知って興味深かった」「税外収入とはなじみの無い言葉だったけれど、日本では学校の授業料や保育料、公共サービスの利用料などが該当するということがわかって興味がわいた」などの感想が出ていました。

このような学術講演会は、視野を広げる絶好の機会になりますので、今後も積極的に参加することをお勧めします。

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                                              以 上

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