甲斐 成章 ゼミ
- 国際経済コース
- 国際経済専修
ゼミ活動で目指していること
2つの基礎的な能力の習得を目標にしています。
- (1)様々な見方を持ち合わせる能力
- (2)ホットな話題について自分の意見を述べる能力
ゼミの内容について
ゼミは、「中国をどうみるのか・中国とどう付き合うのか」をテーマに、中国の社会経済について正しく理解すると同時に、日中関係、米中関係についても、トピックスの勉強に合わせて読み解きます。
現在、中国に関する書物、記事、テレビ番組が多く出回っています。そのなかから、なるべくわかりやすいもの、身近なもの、旬のものを選んで、皆さんが「なるほど」とうなずくことができるような学習を進めています。ゼミ活動を通じて、皆さんが「等身大」の中国像が描けるように、日本とのつながりがわかるように、ゼミの内容を設定しています。
今年、勉強の素材としての記事と映像には、次のテーマがピックアップされました。
中国のコロナ対策、コロナ禍後の中国の若者の社会意識の変化、EV王者テスラの中国進出と中国の野望、日中国交正常化を推し進めた周恩来と大平正芳、米中対立に関する地政学分析、など。
ゼミ活動の具体的な進め方
2年次では、先生の指導を中心に中国に関する基礎的な書物を輪読します。映像と記事などをもちいて理解を深めます。
3年次では、記事、論文、映像をもちいて、身近なあるいは旬なテーマを紹介・解説し、学生たちも自ら個人またはグループの研究テーマを決めます。研究発表大会での発表を目標に、研究調査を進めます。
4年次では、個人またはグループの研究成果を卒業論文に仕上げます。受講生皆さん個人あるいはグループで取り組む研究テーマについては、次のような論文テーマがありました。
米中貿易戦争、中国人訪日観光客誘致政策、インバウンド調査、日中関係についての意識調査、ユニクロの中国進出、中国の格差問題、中国の西部大開発、など。