佐藤 雅代 ゼミ

  • 経済政策コース
  • 公共経済専修

ゼミ活動で大切にしていること

正しい情報を集めて正確に状況を把握(推察)すること、そして収集・整理した情報やそれに基づく考えを正確に言葉にして伝える(共有する)ことを、ゼミの中で意識的に経験(練習)してもらっています。

どれだけ素早く情報を集められても、どれだけ素晴らしいことを考えていても、言葉にしなければ相手に気づいてもらうことすらできません。また、たとえ言葉にできたとしても、聞いてもらえなければ(読んでもらえなければ)伝わりません。限られた時間(字数)で、相手をひきつけて、要点を的確に説明できるようになるためには、練習が必要です。その練習機会をゼミで提供しています。
様々な角度から物事を捉えること、様々な考え方があることを知るためにも、ゼミでの意見交換も大切にしています。

ゼミの内容について

テーマは必ずしも社会保障に限定されません。何らかの事象を詳しく調べることや自らがテーマを探すことで、必然的に課題が見つかります。客観的な情報(証拠)から導き出される何かを、多角的かつ正確に伝えられるようになるはずです。

テーマの如何を問わず興味を持って(興味を持てるように)取り組むことが、相手に伝わる言葉(プレゼンテーション、論文)に反映されます。過度に専門的になりすぎず、聞き手(読み手)を選びすぎない説明ができるようになることを期待して、様々な経験をしてもらいます。最初は自己紹介からですが、グループワーク中心で、ディベートや研究発表、そして論文執筆にグループで取り組み、4年次は個人で卒業論文を執筆します。

ゼミのイベント

必ずしも伝統的なイベントがあるわけではありません。参考までに、これまでに参加してきたイベントをいくつか紹介します。

  • 千里山ディベート大会
  • 関西大学経商合同学内ゼミナール大会 [プレゼン部門、研究発表部門、ディベート部門 等]
  • 関西大学経済学会学生懸賞論文
  • 日本学生経済ゼミナール関西ブロック大会(インナー大会)
  • 西日本インカレ(合同研究会)
  • 神戸港見学会(大学生貸切企画)
  • 学内外のゼミとのインゼミ
  • ゼミ旅行、ゼミ合宿 等々

勝敗や順位にはこだわりません。普段一緒に活動していない人の前で発表したり、ディベートをしたり、論文を読んでもらったりする機会を、積極的に作るようにしています。 悔しい思いやもどかしい経験をすることで、ゼミ生が成長していく姿を担当教員として見てきました。人前に出るという緊張、試行錯誤や失敗は、確実に次に活かせているはずです。また、頑張った後の楽しい時間も、ゼミの醍醐味の一つにしてほしいです。

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