北波 道子 ゼミ
- 国際経済コース
- 国際経済専修
ゼミの内容について
東アジアの社会と経済を題材に、身近なところから、社会全体を動かす力まで、その仕組みについて学び、考えます。希望があれば課外活動で韓国や台湾へゼミ旅行に赴き、施設見学や学生間交流なども行います。ゼミの学習で重視しているのは問題発見能力、様々な事象についてなぜそうなっているのかを考えるために必要な鍵を探す力です。アジアの他の国々と日本とを比較することで、普遍性と多様性の両方に目を向け、幅広い世界で活躍できる力を伸ばすことを目指します。
ゼミ活動で大切にしていること
本ゼミは、メンバーである学生諸君の自主性を重視します。課外活動も、時間内の学習や成果発表も学生が企画し、提案することによって、はじめて実現します。歴代の卒業生は、企画力、提案力、実行力をフルに発揮して、ゼミ合宿や交流会などを行ってきました。
ゼミの研究では、現実に起こっていることの分析を重視します。卒業論文では、それぞれのメンバーが最も関心を持つテーマについて研究するために、問題意識の先鋭化、および、分析のためにどのようなデータやケーススタディが必要か、などについてディスカッションをしながら進めます。
ゼミ活動の進め方
はじめは、基本図書を輪読します。各自分担した担当箇所(節、章など)の内容を紹介し、足りないと考えた情報を補足するなどして、それらについての自分の意見を発表します。毎回のゼミで4~5名がプレゼンテーションを行い、司会進行と質疑応答も学生が行います。質疑応答や全体のコメントの時間に教員が話過ぎてしまったときには、司会進行係が責任をもって議論を収束させます。
これら普段のルーティンに加えて、ゼミナール大会など発表の機会があるときには積極的に参加し、グループワークによる研究発表を行います。そして、3年生の終わりには卒業論文のテーマを決定します。