宇都宮 浄人 ゼミ

  • 経済政策コース
  • 統計・情報処理専修

ゼミの内容について

交通を一つのキイワードにしながら、観光、産業、環境など、地域の問題を考え、課題解決の方法などを議論していきます。人口減少、高齢化、地球温暖化など、都市や地域を取り巻く問題が深刻になる中で、交通のありようが、これからの地域経済や人々の生活に重要な役割を持っているからです。

ゼミでは、最初に交通経済学の基礎を学びますが、問題意識の醸成と議論する力を養うため、毎回教科書等の発表のほか、新聞記事を用いたディスカッションも行います。また、交通や都市の実態を見るために、大阪近辺の日帰り視察や、1泊2日の視察旅行(例えば、2019年は富山)に出かけます。

ゼミ活動で大切にしていること

  • ①データに基づく現場主義:
    ゼミでは、都市や地域の現場を知るために、課外活動も重視します。しかし、その場合も単に見聞きするだけではなく、視察内容とデータを組み合わせて実態を把握するということを重視します。
  • ②チームワーク:
    教科書等の輪読発表、ゼミ大会等の発表は、班単位で行います。そこで、役割分担や責任を明確にしたチームワークの重要性を学んでもらいます。
  • ③ディスカッション力:
    授業は、新聞記事のディスカッションから始めます。担当の学生が新聞記事を提示し、その内容に関するテーマについて、討論を行います。進行も含めて学生が行い、各学生は発言や討論の仕方を学びます。

ゼミの魅力

視察では、鉄道車両基地など、普段見ることができないところにも行きます。また、現地の相応の人から話を聞く機会を設けます。自治体の方、鉄道会社の方、NPOの活動をしておられる方などのナマの声を聞く機会があります(これまで、富山市の副市長さん、京都丹後鉄道の社長さんなど、通常では直接話を聞けない人からもお話を伺いました)。その内容は多様かつ貴重なもので、ゼミの勉強を超えた、人生の勉強につながります。

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