松田 絢子 ゼミ
- 国際経済コース
- 国際経済専修

ゼミの内容について

本ゼミは、「英語で学ぶ経済」をテーマとし、2年目である2022年は①英語でのグループ研究、②立命館大学でのポスター発表とディスカッション、③英文テキスト輪読・プレゼン、④データ分析演習、⑤NPO法人国際交流の会とよなか(TIFA)訪問、⑥ゲスト講義、などを行いました。
①では、グループ卒論トピックとして「最低賃金と貧困について」「LGBTのinclusionと経済との関係について」「ジェンダーギャップと経済との関係について」「日韓経済について」を設定し、夏以降研究を進めました。既存文献や経済学理論をもとにリサーチクエスチョンを設定し、④で学んだ手法を使って既存データを用いて独自性のある研究を進めました。
これらの成果は、秋学期②立命館大学グローバル教養学部・竹中歩先生のクラスを訪問し、英語でポスター発表しました。経済学部生がポスター発表を英語で行うことは、非常に珍しく有意義な機会となり、「自分の研究を英語で説明してモチベーションが上がった、自信ができた」「交流してとても楽しかった」「相手の研究にも親近感を持った」「ポスター発表の仕方を学ぶ良い機会となった」などの感想がありました。来年度は卒論完成に向けてさらに継続して研究を行います。

③では、Levitt & Dubner著Freakonomicsを読み、英語で発表しました。テキストを通じて所得格差、教育、人種、汚職など様々な社会問題を学びました。
⑤では、TIFAの運営するカフェ「サパナ(ネパール語で「夢」という意味)」にて市内在住外国人シェフのランチをいただき、TIFAによる国際交流活動・就業支援活動の実態についてお話を伺いました。
⑥では、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの丸川正吾氏をゲスト講師をお迎えし、「好き、得意を突き詰める」をテーマに、様々なワークを通じてスピーキングのスキルを高める機会を持ちました。
ゼミ活動で大切にしていること

本ゼミでは、国内外の貧困問題や格差、教育、労働、ジェンダー、貿易、日系企業の海外進出、開発援助など、現実の諸問題をミクロ経済学やデータ分析の知識を用いて学んでいます。同時に、英語や日本語でのコミュニケーションスキルの向上、論理的思考能力の向上を目指しています。
プレゼンは英語で行うことも多くありますが、発音の良し悪しは評価しません(ディスカッションは日本語で多く行います)。英語が得意な人だけでなく、意欲のある学生、積極的に参加する姿勢を大切にしています。発言をその場で求めることも多くありますが、落ち着いて自分の意見を述べる姿勢を大切にしています。
所属するゼミ生の声
- このゼミはこんな人におすすめ!
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- 英語を用いてグローバルな研究を行いたい人
- データで世界を分析したい人
- 色々な角度から世界情勢を見られるようになりたい人
- 少しでも英語が好きな人、英語があまり得意でなくても前もって準備時間が十分にあるので、大丈夫!
- 英語でプレゼンを何度も実践できるので、発表が得意になる!
- 何を勉強したいか定まっていない人でも、面白いトピックをたくさん知ることができるので何か興味があるものが見つかる!
- 卒論を早めに始めて就活に活かしたい人
- 話すことが好きな人、苦手でも慣れたい人
- 自由にやりたいことと両立したい人(もちろんしっかりゼミはやる!)
- 昨年度の活動記録は以下にあります。
- https://sites.google.com/site/aymatsu/Home/zemi