野坂 博南 ゼミ
- 産業・企業経済コース
- 産業・企業経済専修

ゼミの内容について

ゼミでは、雇用や失業問題などの労働経済学を中心に勉強します。研究する分野としては、働き過ぎ、ワークライフバランス、(アルバイト・派遣労働などの)非正規雇用、失業、外国人労働、就活、高齢者の雇用、格差問題などがあります。また、少子化や未婚化・晩婚化問題も働き方との関係から分析されており、さらに、教育問題、差別の問題も含まれます。

また、ゼミの発表や卒業論文では雇用や失業の問題を主に扱いますが、ゼミ生の希望に沿った形でテーマを設定して行きますので毎年様々な内容のトピックを勉強しています。
ゼミ活動の進め方

卒業までに理論とデータ分析の基礎を習得し、卒業論文を完成させることを目標としています。そのために、2年次、3年次では教科書や政府の労働経済白書等を利用して理論や統計調査に関する理解を深めます。これらを踏まえて、班に分かれてテーマを決め研究報告等を行っています。4年次では主に卒業論文を完成させることになりますが、2、3年次にも準備として一部の作業を行う予定です。また、過去にはディベートや研究報告の大会に参加したり、合宿などを行ってきました。

これらの研究内容や催しに関しては、その多くをゼミ生自身に考えてもらうのがゼミの特徴です。今後についても、いくつかの行事に参加することを考えていますが、内容や進め方に関してはゼミ生の意思が重要と考えています。そのためにも積極的に発言し参加できるような環境を整えて行くつもりです。
所属するゼミ生の声
- [ゼミを選んだ理由]
- 私たちゼミ生はゼミ志望の理由を調査しました。回答をいくつか挙げると「先輩がいたから」、「友人がいたから」、「労働経済学に興味があり、授業見学や先生との面談を通して感じたゼミ生や先生の雰囲気が良かったから」、「先生が優しそうだったから」、「ゼミの雰囲気が楽しそうだったから」、「ゼミ生自身で自由にゼミ活動を進めていけると知ったから」、「専攻内容に興味を持ったから」、「教授の人柄に惹かれたから」などがあり、ゼミの雰囲気や活動に良い印象を持っていた学生が多い結果となりました。
- [ゼミでの雰囲気]
- 私たちはゼミの雰囲気も調査しました。大多数のゼミ生が「楽しい」と答えており、また他にも「堅苦しくない」「和気藹々としている」等の声がありました。また、ゼミ生と先生との距離感はほぼ全員が「仲が良い」と答えていましたが、普段からゼミ生と先生との間でコミュニケーションが円滑に取られており、私たちゼミ生にとっても過ごしやすい雰囲気で課題に取り組むことができていると思いました。最後にゼミ生同士の仲も調査しましたが、「めっちゃ仲良し」、「まぁ仲良し」、「別に普通」など様々でした。ただ、「めっちゃ仲良し」と「まぁ仲良し」が9割であったので野坂ゼミはみんな仲良くやっていると思います。
- [ゼミの魅力]
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私たちにとって野坂ゼミの魅力は、先生に言われたことをするのではなく、ゼミ生が自分たちで活動内容を考えて実行できることだと思います。例えば、私たちが話し合って、研究だけではなく自分の趣味についてのプレゼンテーションなども行いました。また、労働経済学について学ぶだけではなく、私たちが自分の興味を持ったことを研究することができました。卒業論文を作成し始める時期も早いため、余裕を持って終わらせることができます。
私たちはゼミで一番楽しかったことも調査しましたが、ゼミ合宿、ゼミ最初の顔合わせ、アサヒビール工場の見学、zoomでの授業、ゼミ活動の全て、などの回答がありました。特に、六甲山荘で行った「ゼミ合宿が楽しかった」という人が多くありました。