
短期留学プログラム
ビジネスの市場が国境を越えて広がる昨今、世界で活躍できるスキル・感覚を身に付けた人材が社会で求められています。 経済学部では、2009年から学部独自の留学プログラムであるGoLDプログラム(Global Leadership Development Program)を実施しています。 一般的な留学と同様に、外国語運用能力の向上が目的となるのはもちろんですが、具体的な特色として以下が挙げられます。
4つの特色
- 外国語を用いて経済学を学び、経済学に関する知識やスキルを身に付けます
- 現地企業等へ訪問し、他国のビジネスの現場に触れることができます
- 本学と連携している現地大学にて講義を受け、現地学生とディスカッションができます
- 現地大学の学生との交流や多様なアクティビティーを通じ、異文化社会を体感します
参加学生からのメッセージ
留学先実績
ニュージーランド(ワイカト大学)
期間
30~40日間
(2024年度:2025年2月14日から3月16日)
概要
グローバル化時代に世界で羽ばたくために必要な英語力と経済学を身につけるためのプログラムを、ニュージーランドのワイカト大学で実施しています。プログラムを修了すれば卒業所要単位のうち外国語科目(2単位)と専門教育科目(2単位)の合計4単位が認定されます。

特徴
- 生きた英語力を身につける
- プレースメントテストの成績に応じて、英語のクラスが分けられますので、各自のレベルに応じて英語力を伸ばせます。
- 滞在期間中はホーム・ステイをしますので、授業時間以外にも日常的に英語に接することになります。
- 英語で学ぶニュージーランドの経済事情やビジネス英語
- コアとなる語学科目に加えて、英語でニュージーランドの社会や経済を学んだり、SDGsなどについて学んだりします。
- ニュージーランドの社会・文化・自然に触れる
- 約90か国から留学生が集うインターナショナルな環境で多文化主義に触れ、国際的な視野を育てます。
- 世界で四番目に平和な国(世界平和度指数2023)であり、政治的に世界で三番目に清潔な国(腐敗認識指数2023)であるとされるニュージーランドで、一人あたりGDPだけでは測れない生活の豊かさを体感し、それを実現する政策の重要性を学びます。
参加学生の声
- ホームステイ先の家族構成が自身の家庭と同じであったため、日本にいるときの生活と雰囲気が似ており安心感がありました。また、ホストファザーの職業がアナリストだったこともあり、経済学を学ぶ身として興味深い話をたくさん聞くことができました。キャンパス内だけでなく、普段の生活を通して多くの学びがあることも留学の醍醐味だと思いました。
- 初めての留学に行くか悩んでいる経済学部生には、ぜひGoLDプログラムをお勧めします。手厚いサポートと、充実した授業、ホームステイ、単位認定、費用は他のプログラムにはない経済学部でしか経験できない魅力ある内容になっています!
- 出発前は英語を話せる自信がないし、ホストファミリーとうまく暮らせるかどうかもわからないという不安がありましたが、帰国した今、自分に自信を持つことができ、世界が少し明るく見えています。実際に行った人にしかわからないこの気持ちを他の経済学部生にも味わってほしいです。また、他のプログラムとは違い、語学以外のことも学べるのがGoLDプログラムの強みだと思います。
- 現地の授業では、お互いの自己紹介から始まり、ニュージーランドの文化や言葉、文法などを学びました。先生やスタッフの方々はみな親切で、教科書を使う先生もいれば、自作のプリントやボードゲームを使う先生もいました。中にはキャンパス内の現地学生にインタビューをするという課題の時間もあり、GoLDプログラムならではの学びがありました。ワイカト大学のキャンパスはとても広く自然も多いため、のびのびと学ぶことができ、お昼休憩の時間にはキッチンカーが来ていたりイベントが行われていたりして、活気が溢れていました。
- 出発前からワイカト大学のスタッフの方とオンラインで繋いで現地の様子を聞くことができ、安心感をもって渡航することができました。現地でも困ったことは英語をつかって窓口で尋ねたりしましたが、どうしても困ったときは日本語ができる現地スタッフもいるという心強さがありました。 また、1カ月の留学期間の中で少し体調を崩すこともありましたが、キャンパス内のクリニックへ付き添ってもらい、無料で診察をしてもらうことができたのもありがたかったです。
本プログラムを通して得たもの
- コミュニケーション能力
- 積極性
- 語学力
- 視野の広がり
- 異文化理解
オーストラリア(西シドニー大学)
期間
30~40日間
(2025年度:2026年2月20日から3月21日〈予定〉)
概要
グローバル化時代に世界で羽ばたくために必要な英語力と経済学を身につけるためのプログラムを、オーストラリアの西シドニー大学付属英語コース(Western Sydney University, The College)で実施します。プログラムを修了すれば卒業所要単位のうち外国語科目(2単位)と専門教育科目(2単位)の合計4単位が認定されます。

特徴
- 生きた英語力を身につける
- 世界中からビジネスパーソンや留学生の集まる国際都市シドニーで、インターナショナルクラス(英語を母国語としない留学生クラス)による集中英語授業を履修することで英語力を飛躍的に向上させます。
- 小グループで興味のあるトピックについて掘り下げ、そのプレゼンテーションに取り組むことで、自分の考えや主張を英語でうまく相手に伝える力を培います。
- 滞在期間中はホームステイをしますので、日常的に英語に接することになります。
- 英語で学ぶ経済学
- 4週間目は英語でビジネス経済学を学びます。ビジネス上のコミュニケーション方法だけでなく、ブランドの影響力や広告のことなどが学習内容となります。
- オーストラリアの社会・文化に触れる
- シドニー市内散策や郊外のビーチ・自然公園へ足を運ぶ機会は豊富に用意されています。
- 多文化主義政策を長年掲げてきたシドニーで、多様性の重視される社会を体感します。
参加学生の声
- 本学での事前授業ではグループでの発表もありましたが、普段は接することの少ない他学年との交流が生まれ貴重な経験となりました。また、授業を重ねる毎にオーストラリアの経済状況についての理解が深まり、大変充実していました。
- 初めての海外留学で不安が大きかったですが、他国の留学生と多くの時間を過ごすことで、その国の文化や思考などを感じることができ、有意義な留学期間になりました。
- 西シドニー大学の先生方はとてもフレンドリーで優しい先生が多かったです。また、授業形式も日本とは異なり、コミュニケーションを取りつつ楽しみながら勉強することができました。
- 留学中のみならず、帰国後も学部内で交流を続けられるところも本プログラムの魅力だと感じました。
本プログラムを通して得たもの
- コミュニケーション能力
- 異文化理解
- 視野の広がり
- 積極性
- 価値観の変化
ベトナム(ダナン大学)
期間
7~10日間
(2025年度:2026年3月1日から3月8日〈予定〉)
概要
経済学部では、ベトナムのダナン大学の学生との英語での交流、および現地の企業訪問等を通じて、英語を使ったコミュニケーション能力を身につけ、異文化社会を体感するためのプログラムです。プログラムを修了すれば卒業所要単位のうち、専門教育科目(2単位)として認定されます。

特徴
- 経済成長を続けるベトナムのエネルギーを体験しよう!
- 東南アジアのなかでも、ベトナムは成長率の高い国として注目を集めています。
- 日系企業からの投資を引き付けるベトナム経済-その発展の要因を、現地企業など様々な現場を訪れることで勉強します。
- ベトナム経済の発展に伴って現れてくるゴミ処理問題といった社会的な課題についても、フィールドワークを通じて勉強します。
- 英語で学ぶベトナムの経済・文化
- ベトナム経済について、現地のダイナミズムに触れながら勉強します。
- 講義では、ベトナムの経済をはじめ、歴史、政治、ベトナム語やベトナム文化に至るまで様々な内容が用意されています。講義は原則英語で行われ、各講義の後に参加者で講義内容等を互いに確認し合う場を設ける予定にしています。また、ダナン大学日本語学科の学生との交流も予定しています。
- 講義の他には、ベトナムの巨大ゴミ埋め立て場や水産物関連事業者などを訪問する予定です。
- エクスカーションとしては、ダナンに栄えたチャンパ王国関連の出土品を納めたチャム博物館の見学や、16世紀に国際港として発展し、当時の日本とも活発な貿易関係にあった世界遺産都市ホイアンも訪問予定です。ベトナムの経済だけではなく、広く社会とそこに住む人々のことを深く理解できるようなプログラムとなっています。
参加学生の声
- 経済学を学ぶことはもちろんのこと、それ以上に海外で実際に見て触れることで感じるものがあり、非常に刺激的な10日間でした。また、学部教員の引率もありで安心感がありました。
- ダナン大学での講義や企業訪問では英語で経済学の探究をしたり、経済構造について調査し、現地の経済状況や特長・日本との経済的関係について理解を深められます。また、ベトナムの歴史や文化について学習した後、実際に遺跡や歴史的建造物を訪れることで文化的側面からもその国を体感することができました。
- グループワークやメンバー全員で食事をする機会も多く、先生や参加学生との仲も深められます。また、留学先で学んだこと、身に付けた知識や留学を通じて深めた考えを、アウトプットする時間が設けられているところも魅力的です。
- 教員による事前授業や留学前ガイダンスを含めた各種サポートも充実しており、留学に安心して臨めるような体制がとられています。
本プログラムを通して得たもの
- 異文化理解
- 経済学に関する知識
- 視野の広がり
- コミュニケーション能力
- 積極性
台湾(国立高雄科技大学・台湾大学・玄奘大学)
期間
7~10日間
(2024年度:2024年12月8日から12月14日)
概要
台湾の高雄科技大学・台湾大学・玄奘大学の学生との英語や中国語での交流、および日本の経済や文化についてのプレゼンテーションやディスカッションを通じて、外国語を使ったコミュニケーション能力を身につけ、異文化社会を体感するためのプログラムです。プログラムを修了すれば専門教育科目(2単位)として認定されます。

特徴
- アジア経済成長ブームの火付け役、NIESの一つである台湾を知り、経済成長・経済発展という現象について理解を深めます。
- 台湾の現役大学生と授業の中でお互いの国、社会、経済について報告、質問をしあうという目的をもって事前学習を進め、発表用資料を作成することで、日本経済及び社会に関する知識を確実なものとします。
- 日本語だけでなく、英語・中国語を使って調べる、まとめる、他者に理解されるための工夫をして発表する、相手の質問に答えるといったコミュニケーションスキルを養います。
参加学生の声
- 経済学部生だからこそ行くことができるプログラムです。一週間は少し短いのではと、感じるかもしれませんが、1日1日がとても濃い内容で、とても、充実した時間を過ごすことができました。現地の人と会話をする機会も多くあります。会話できればとても自信になり、帰国後の生活も変わるかもしれません。
- 最後に交流した高雄科技大学の学生とのプレゼン発表会では、今までにない体験ができたと思います。また、中正記念堂や二二八国家記念館などの見学では台湾の歴史を学ぶことができ、充実した一週間でした。
- 英語、語学留学というよりは、台湾のことを深く知ったり、台湾学生と交流することで自分が成長できるプログラムだと感じました。海外の大学と交流する機会はめったにないため、貴重な体験ができ、是非ほかの経済学部生にも参加してほしいプログラムであると感じました。
- 現地で聞く話が全て刺激的で、頭をフル回転させ考え抜いた一週間で、とても有意義でした。台湾を知ること以上のものを本プログラムで得られたことに感謝しています。
本プログラムを通して得たもの
- コミュニケーション能力
- 視野の広がり
- 積極性
- 価値観の変化
- 異文化理解
※プログラムの内容はいずれも過去の実績です。
※留学先や期間などは変更になる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
※「参加学生の声」および「本プログラムを通して得たもの」は参加者アンケートからの抜粋です。