2011年6月23日
三箇牧小学校の6年生2クラスで「顕微鏡で生物を観察しよう!」の実験講義を行いました。
今回の実験では小学生の生徒の皆さんが各自で持ち込んだ葉っぱを用いて染色後、スンプ液を使用してプレパラートを作成してもらいました。
今の季節は紫陽花、銀杏、新緑の紅葉の葉が多かったです。
さらにレーウェンフックの顕微鏡を自作してもらい、それを用いて各自のプレパラートや解剖組織プレパラートなどで観察を行いました。
また、大学で使用している光学顕微鏡や実体顕微鏡でダンゴムシをはじめとしたいろいろな生きている生き物や標本を観察してもらいました。
アンケートでは「いろんなさいぼうがみれて楽しかった」、「けんびきょうを作れたり、ふだんできないことができたから楽しかった」、「ちょっと難しかった」、「説明がわかりやすかった」、などの意見が寄せられました。
ティーチングアシスタントの学生も「出張講義に行って良かった」と生徒たちの興奮に刺激を受けたようでした。
2011年6月20日
平成23年6月20日(月)に午前は高槻市立柳川小で午後は高槻市立高槻小の二つの小学校で出張講義を実施しました。
両校とも、2クラス合同の2限連続で、関西大学 倉田先生の「腕の動きと筋肉の働き」についての授業を行いました。
「力こぶの中身は?どうやったら筋肉をつけることができる?」などの質問に生徒が元気よく答えていました。
倉田先生の研究室のティーチングアシスタントの学生が実験のモデルとなって筋電計を力こぶと二の腕にセットし、それぞれの波形が異なる色でスクリーンに映しだされました。
ティーチングアシスタントの学生が大きな力をだすと、大きな波形がスクリーンに映しだされました。
また、腕を伸ばしたり、曲げたりすると波形のでる色が異なることから筋肉の役割が場所によって違うことを学びました。
二の腕にも筋肉があることに驚いている生徒もいました。
休み時間には生徒にも筋電計を腕に付けてもらい、実験してもらいました。
また、人工筋肉の模型で筋肉の付いている場所や、筋肉に力を入れたときの長さ、太さの変化を観察したり、触ってもらい、その変化を配布したテキストに書き込んでいました。
授業の最後には、まとめを行い、今回の実験がてこの原理と関係していることに触れ、授業は終わりました。
2011年6月20日
2011年6月20日(月)、高槻市立赤大路小学校の6年生3クラスを対象に出張講義を実施しました。
「顕微鏡で生物を観察してみよう!」(関西大学 河原先生)でした。
河原先生から乳酸菌や納豆菌など身近な食品のなかにいる肉眼では見えない微生物の話から始まり、「微生物学の父」と呼ばれるレーウェンフックの単式顕微鏡を手作りしてもらいました。
また、事前に用意してもらった葉っぱを用いて、サフラン染色後にプレパラートの作成も体験してもらいました。
大学でも使用されている高性能の光学顕微鏡を用いてさまざまな微生物、植物、動物組織のプレパラートを自由に観察してもらい、夢中になって顕微鏡を覗き込む子供たちが印象的でした。
アンケートでは「自分で顕微鏡を作れて楽しかった」、「いつも食べている野菜のさいぼうを見ることが出来た」、「理科はきらいだけど今日はたのしかった」などの感想を数多く頂きました。