2008.09.27
商学部 長谷川ゼミナールが講演会〔9月26日〕を開催しました!
商学部 長谷川ゼミナールの主催により、日本人ブラジル移住100周年を記念して、9月26日(金)にモンチアズール住民協会職員、外国人ボランティア管理委員のリンダウバ・ダ・シウバ氏を講師に迎え、「人に愛を、そして強く生きろ ~貧困から脱出したブラジル人女性の物語~」という演題で、宮ケ迫ナンシー理沙氏(元モンチアズール住民協会ボランティア)の通訳により、講演会を開催しました。
第1部は、第2学舎1号館A503教室で講演会が行われました。まず、日本とブラジルの挨拶の違い、ブラジルでも女性と男性・女性同士の場合と男性同士の場合では挨拶の方法が違うことを実践を交えて紹介がありました。
続いて、ブラジル東北部の貧しい農村で生まれ育ち、結婚後に家族で約50時間のバスでの移動を経て、巨大都市サンパウロのファベーラ(貧民街)に決死の覚悟で移り住んだリンダウバ・ダ・シウバ氏自身の壮絶な人生を語っていただきました。
当日は、商学部学生を中心とした聴講者が、ペアになってブラジル流の挨拶を実際に体験した後、リンダウバ・ダ・シウバ氏の貧困生活から抜け出そうとする体験談を熱心に聞き入っていました。
第2部は場所を移し、第2学舎4号館F402教室において、第1部の講演についての質疑応答を含む活発なディスカッションとワークショップが行われました。
