ワークショップ・セミナー

第5回SIAI 産学クロススクエア「ミライをつくるAI人材」@Osaka

開催日時
2024年3月22日(金)・23日(土)
主催
一般社団法人 人工知能学会
共催
関西大学 ソシオネットワーク戦略研究機構
趣旨
AIブームは既に定着し、今後AI人材が活躍し続け、製品/サービス/社内システムへのアウトプットが期待される時代になると思われます。
一方で、AI人材の企業への期待と企業からの期待がマッチしないことも多く、人材の出入りが激しくなっております。これからは、この人材の流れをポジティブなものに変化させ、社会へのアウトプットに繋げていく必要があります。
本シンポジウムを通じて、「AI技術を企業で活かしたい若手・学生」と「AI人材に活躍して欲しい企業」とが互いのことを知り交流することで、双方が新たな気づきを得て課題解決に向けて行動するなど、人材活性化の一助となることを目指します。
若手・学生の皆様には、本シンポジウムを通じて企業のことを知り、そして自身のキャリアパスについてイメージを膨らませ、企業との接点を持つことでその後のアクションに繋げて頂けますと幸いです。
備考
参加申込や詳細・最新情報は外部サイトをご覧ください。
◆問合せ先 M-SIAI-QA-ml[at]aist.go.jp
([at]を”@”に変換してメールでお問い合わせください)

共催研究会 実験経済学と哲学の交流

開催日時
2024年3月5日(火)・6日(水)
共催
関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構
2018年度科学研究費助成事業(基盤研究C)(研究代表者:京都産業大学 小田秀典 教授) 
参加登録
実験経済学と哲学の交流 参加申込みフォーム

または
keeladm@cc.kyoto-su.ac.jp
あてに、件名「実験経済学と哲学の交流」として、お名前とご所属を返信ください。
プログラム
3月5日(火)  
 10:00  飯田善郎(京都産業大学) 「連続時間社会的ジレンマ実験から得られる示唆」
 11:00  繆蕾(京都産業大学) 「所得再分配における実験研究」
 14:00  一般講演:和泉悠(南山大学) 「言語のダークサイド 悪口・嘘・印象操作の哲学・言語学」

3月6日(水)  
 10:00  安塚優妃(京都産業大学) 「実験歴史学の試み」 
 11:00  大堀優樹(京都産業大学) 「経済学教育における教室実験の教育効果について」
 12:00  天野愛子(京都産業大学) 「危険のあるときの時間選好の実験研究」
 14:00  小川一仁(関西大学) 「Voluntary Disclosure of Cartel Information under Leniency Programs: Theory and Experiment」
 15:00  和泉悠(南山大学) 「前提概念と実験課題文の選択について」
備考
※研究者対象
本機構研究員以外で参加をご希望の方は、ご所属・ご氏名・メールアドレスを<riss@ml.kandai.jp>までお知らせください。

RISSワークショップ 情報工学、理論経済学、実験社会科学の結節点を探る

資料
PDF
開催日時
2024年3月1日(金)・2日(土)
主催
関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構
言語
日本語または英語
趣旨
本ワークショップは、情報工学、ミクロ経済学、実験社会科学の研究者がそれぞれの専門領域における成果と課題を持ち寄り、学際的共同研究を始めるきっかけを提供することを目的としています。異なる分野の知見や技法を知る機会でもあります。参加者の専門領域は上記のものに限定されているわけではなく、主催者側でディスカッションの軸となる話題を提供できる研究者の専門領域を表しています。これらの分野との関わりで新しい学際的研究につながりうるトピックをお持ちの方のご参加を歓迎いたします。

ワークショップでは、関西大学ソシオネットワーク戦略機構が所有する研究資源である経済実験室と視線計測実験室の関係者によるアイトラッキング実験とラボ実験のデモンストレーションも実施いたします。これらの施設や設備のご利用にご関心のある方には、実験参加者役としてデモを体験していただけます。実験のご相談にも応じます。
概要
本ワークショップでは、研究発表だけでなく、研究課題のプロポーザル、気軽な問い合せも歓迎いたします。そのような形式での発表を希望する参加者には一人あたり5分のフラッシュトーク(研究課題の提示、共同研究の呼びかけ、「こんなことを知りたいけども誰か知りませんか」といった問いかけ)の時間を設けます。フラッシュトークセッションでの発表にはスライドを用いても構いませんし、会場に備え付けてあるホワイトボードなどを使用しても構いません。資料の配布も自由に行なってください。研究発表やフラッシュトーク、実験デモンストレーションの合間に学会でのポスターセッションを模したフリートークの時間を設けますので、関心のある研究課題や技法に関する情報収集と質疑応答を行っていただけます。フリートーク用に印刷物を持参して、所定の場所に貼り付けて、即席のポスター発表を行なっていただいても構いません。

関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構では、学術専門誌The Review of Socionetwork Strategies (RSOC、Springer、Impact factor = 1.3、2022年)を発行しております。本ワークショップの研究発表セッションで報告された論文がRSOCに投稿された場合には、迅速にreviewし、 採否を決定する取り扱いといたします。投稿をご検討される場合には、参加登録の際にその旨をお知らせください。投稿締切日は特に設けませんが、ワークショップで示されたコメントに基づく改訂後の投稿を受け入れたいと考えておりますので、概ね5月初旬までの投稿を念頭に置いております。

※RSOCへの投稿を希望されない場合でも研究発表は可能です。
登録
参加申込および研究発表申込はこちらからお願いします。

参加登録区分

研究発表:論題、要旨(字数指定なし。日本語または英語)、発表者の氏名と所属先、連絡用emailアドレス、RSOCへの投稿を検討するかをお知らせください。RSOCへの投稿をお考えの方は、発表参加登録後、できるだけ早く発表用スライドを主催者(kz-ogawa@kansai-u.ac.jp)に送付してください。投稿を検討されるご発表には討論者を割り当てます。

フラッシュトーク:論題(仮題でも可)、発表者の氏名と所属先、連絡用emailアドレスなどをお知らせください。

一般参加者(オーディエンス):研究発表、フラッシュトークでの発表は希望しないが、話は聞いてみたいとお考えの方は一般参加者としてご登録ください。氏名と所属先、連絡用emailアドレスなどをお知らせください。

発表申込の締切:2024年2月16日(金) 締め切りました
一般参加者登録締切:2024年2月23日(祝・金) 締め切りました
備考
公式HPはこちらをご覧ください。

※研究者対象
本機構研究員以外で参加をご希望の方は、ご所属・ご氏名・メールアドレスを<riss@ml.kandai.jp>までお知らせください。

視線計測実験 チュートリアルセッション

開催日時
2024年1月24日(水)16:00-17:00(15:30開場)
テーマ
社会科学における視線計測実験とその応用
趣旨
本セッションでは、社会科学における視線計測の可能性を探り、視線データの分析について知識を共有し、本機構等における共同研究につながるよう交流を深める場を提供することを目的とする。異なるバックグラウンドを持つ研究者同士が協力し、新たな洞察やアプローチを共有することで、視線計測を活用した研究の可能性を広げることを目指す。
内容(◆)
1. 視線計測で何を分析できるか
2. 視線計測の指標と意味
3. Webカメラを利用した視線計測実験
4. 実際の研究の紹介
 ◆当日の進度に応じて一部内容を変更する場合があります。
備考
※研究者対象
本機構研究員以外で参加をご希望の方は、ご所属・ご氏名・メールアドレスを<riss@ml.kandai.jp>までお知らせください。

RISS・KUAS共催ワークショップ  社会科学における人間行動分析とその応用

開催日時
2023年10月29日(日) 終日
言語
日本語(英語での発表も可。)
共催
関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構、京都先端科学大学経済経営学部
開催趣旨
本ワークショップは、人間行動を分析対象とする研究者が、お互いの分野における最先端の知見を共有することに加え、共同研究につながるよう交流を深める場を提供することを目的とする。なお、本ワークショップで発表された研究を本機構の学術雑誌The Review of Socionetwork Strategies (Springer, IF=1.3)に投稿した場合、査読を優先的かつ迅速(投稿後1st decisionまで4週間以内)に行う。
同誌については
https://www.springer.com/journal/12626?print_view=true&detailsPage=pltci_3295657を参照のこと
基調講演
西條 辰義 (京都先端科学大学 特任教授 ) 『フューチャー・デザイン:私たちの存続のために』
秦 正樹  (京都府立大学 准教授) 『実証政治学における実験的手法の潮流と展望』 
発表申請
事前参加登録
分野を問わず、人間行動に関する研究を幅広く募集いたします。分析手法についても理論、実証、実験はもちろんシミュレーションによる研究も歓迎いたします。申請者はfull paperもしくは論文要旨(300-1,000 words/日本語の場合300-600字)を下記の申請サイトに投稿してください。

参加申込登録先はこちら

発表申込締め切り:9月27日(水) 締め切りました
備考
公式HPはこちらをご覧ください。

プログラム委員
小川 一仁(関西大学・ソシオネットワーク戦略研究機構)
難波 敏彦(京都先端科学大学・経済経営学部)

問い合わせ先
kz-ogawa@kansai-u.ac.jp (小川 一仁 関西大学・ソシオネットワーク戦略研究機構)
nanba.toshihiko@kuas.ac.jp (難波 敏彦 京都先端科学大学・経済経営学部)
riss@ml.kandai.jp(関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構事務室)

RISSワークショップ

開催日時
2023年7月11日(火) 16:00-17:30(15:30開場)
報告者
竹本 亨(日本大学法学部 教授)
タイトル
情報の参照における内集団バイアス:コーディネーションゲーム実験による検証
概要
内集団を外集団より優遇するという内集団バイアスが、金銭の分配を行う心理学実験で観察されている。情報を参照する場合においても内集団バイアスが働くなら、外集団を参照する方が有用であっても、内集団の情報を参照するかもしれない。本研究では、外集団の人たちとコーディネーションゲームを複数回プレイするときに、前回の意思決定について内集団と外集団のどちらの情報を知ろうとするかを実験室実験で検証した。その結果、参考にする価値の高い外集団の情報よりも、内集団に関する情報を選ぶ人が存在することがわかった。
備考
※研究者対象
本機構研究員以外で参加をご希望の方は、ご所属・ご氏名・メールアドレスを<riss@ml.kandai.jp>までお知らせください。

RISSセミナー

開催日時
2023年6月15日(木)16:30-18:30(15:30開場)
報告者
Wooyoung Lim (The Hong Kong University of Science and Technology)
タイトル
“Lying and Deception in Repeated Communication” joint with Syngjoo Choi (SNU) and Chanjoo Lee (SNU)
要旨
Lying and deception are common in economic interactions and have important strategic implications. While related, they are distinct phenomena that may have different effects on communication outcomes. In this paper, we study repeated communication with a reputation concern in a two-dimensional belief domain, and identify two environments where lying and deception are completely separated. In one environment, the sender must tell the truth to conceal a bad intention, while in the other, the sender must lie to reveal a good intention. Our experimental data show that the proportion of senders who successfully build reputations is lower than predicted in both environments. Furthermore, the deviation from theory is greater when reputation-building requires lying rather than deception. Finally, we observe that receivers punish senders for lying, even when the intention behind it is good. Our findings suggest that different communication mechanisms may perform differently depending on their reliance on lying or deception, highlighting the need to distinguish between these two concepts investigating organizational and political phenomena.
備考
※研究者対象
本機構研究員以外で参加をご希望の方は、ご所属・ご氏名・メールアドレスを<riss@ml.kandai.jp>までお知らせください。

RISSワークショップ

開催日時
2023年5月15日(月) 16:00-17:20(15:30開場)
報告者
難波 敏彦(京都先端科学大学国際学術研究院 准教授)
タイトル
"Salesforce Compensation Design via Reinforcement Learning"(joint with Takahiro Inada 【KUAS】)
要旨
We investigate the optimal sales force compensation plans in a multiperiod moral-hazard model. In our model, the firm offers the sales agent an incentive contract based on sales, but only obtains aggregate information on sales. Meanwhile, the sales agent strategically chooses his or her own effort in every period, taking the contract into consideration. To analyze these intricate scenarios, we introduce various frameworks that integrate reinforcement learning and neural networks, specifically employing Q-Learning, Deep Q Network(DQN), and Actor-Critic with deep learning. Our findings reveal that the firm favors a linear incentive contract over quota-based contract when the quota frequency is relatively short or when the sales agent exhibits impatience. Moreover, we find that a quota-based contract is optimal for the firm when the sales agent’s cost is relatively low.
備考
※研究者対象
本機構研究員以外で参加をご希望の方は、ご所属・ご氏名・メールアドレスを<riss@ml.kandai.jp>までお知らせください。

RISSワークショップ

開催日時
2023年5月12日(金) 16:00-17:20(15:30開場)
報告者
長塚 昌生(大阪学院大学経済学部 准教授)
タイトル
"Obviously Dominant BDM Lotteries Experiments"
要旨
英文
This study aims to improve the BDM method (Becker, deGroot, and Marschak (1964)), which has been used in experimental economics to induce consumers to reveal their true willingness to pay, using findings from behavioral mechanism design. The BDM method performs extremely well theoretically, with truthful willingness-to-pay as a weak dominance strategy. However, it has been reported that the BDM method's concept of separating the stated amount from the payment amount may confuse experimental subjects and may not induce them to declare their true willingness to pay. Recently, in mechanism design, Li (2017) has shown that the reason why English auctions with the ascending method have better experimental performance than second-price auctions with the sealed-bid method, which have the same theoretical structure as the BDM method, is Obviouly strategy-proofness.In this study, we test whether applying the mechanism design of Li (2017), which takes Obviously Strategy-proofness into account, to the BDM method facilitates the declaration of the true willingness-to-pay amount by the following experimental conditions. (1) normal BDM, (2) ascending BDM, and (3) ascending BDM to test the effect of obviously strategyproofness. The results show that (1) normal BDM performs close to the theoretical value, and there is no statistically significant difference between normal BDM and ascending BDM. Future work is needed to validate the performance of ascending BDM under conditions where normal BDMs are known not to perform well.

和文
本研究は、実験経済学で消費者に真の支払い意思を表明させるために用いられてきたBDM法(Becker, deGroot, and Marschak (1964))を、行動メカニズムデザインの知見を用いて改良することを目的としている。BDM法は、確率を利用して消費者の隠れた支払い意思の表明を誘発するために開発されたものである。BDM法は、正直に支払い意思額を表明することが弱支配戦略となっており、理論的には極めて優れた性能を発揮する。しかし、BDM法の表明額と支払額を分離するという考え方は、実験対象者を混乱させ、真の支払い意思を申告させることができない可能性があることが報告されている。近年、メカニズムデザインにおいて、Li(2017)が競り上げ方式のイングリッシュオークションが、BDM法と同じ理論構造を持つ封印入札方式のセカンドプライスオークションよりも実験パフォーマンスが高い理由を明示的耐戦略性(Obviously Strategyproofness)によって説明している。本研究では、明示的耐戦略性(Obviously Strategyproofness)を考慮したLi(2017)のメカニズムデザインをBDM法に適用することで、真の支払い意思額が申告されやすくなるかどうかを以下の実験により検証する。(1)通常のBDM、(2)ascending BDM、(3)明示的耐戦略性の効果を検証するためのascending BDM。 実験の結果として、通常のBDMが理論値に近いパフォーマンスを示し、ascending BDMとの間に統計的に有意な差は見られなかった。今後、ascending BDMのパフォーマンスについて、通常のBDMがうまく機能しないことが知られている条件下での検証を行う必要がある。
備考
※研究者対象
本機構研究員以外で参加をご希望の方は、ご所属・ご氏名・メールアドレスを<riss@ml.kandai.jp>までお知らせください。

RISSセミナー レクチャー&ディスカッション

資料
PDF
開催日時
2023年3月9日(木) 13:00-14:30
場所
Zoomによるオンライン
テーマ
AIを活用した英語論文執筆:ChatGPTだけではないAIツールの活用
講師
水本 篤 教授(関西大学外国語学部・外国語教育学研究科)
共催
関西大学 研究推進・社会連携事務局URA
内容
「時間をかけずに英語論文を書きたい」「分野のレフェリーに刺さる英語表現を使いたい」「英文校正業者が頼りにならない」 ChatGPTやDeepLなど、AIを用いた英語関連サービスが登場する中、アクセプト率の高い論文を効率的に自分の力で作成できる時代が来ています。そのためには様々なサービスの特徴を生かして、これをうまく組み合わせることが必要になります。コーパスの研究者であり、英語学術論文執筆支援ツールAWSuMの運用も行っている関西大学外国語学部・外国語教育学研究科の水本篤先生が、英文学術誌への投稿を行う研究者向けに、セミナーを実施します。

こんなことでお困りの方
- 英作文や校正に時間がかかり、研究時間が削られる
- 自分の研究分野に即した英語表現にならない
- 様々なツールをどう使いこなせばよいかわからない
- 英文校正業者が頼りにならない/費用が掛かりすぎる
- 同じ英語表現を何度も使ってしまう
- 分析結果の解釈など、微妙な表現で書き方に迷う
- セキュリティーリスクが心配

紹介予定ツール
Perplexity, Elicit, Consensus, Humata, SciSpace, DeepL Write, AntConcなど他多数
備考
※研究者対象
このミーティングへの参加を希望される方は、以下から事前登録をお願いします。
参加フォーム:https://kansai-u-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tJYqceGqrTsiHdRiUvAmgb6IokQ2-Am4vC2x