第3学舎
【中庭・屋上広場】
第3学舎の1階には中庭が、4号館4階には屋上広場が設けられ、ともに木製ベンチが置かれて憩いの場を提供しています。屋上広場からは北摂の山並みを望むことができ、開放的なくつろぎの空間になっています。
関西大学会館
1965(昭和40)年、創立80周年を記念し、村野・森建築事務所と小河建築事務所の共同設計により建設されました。建物の柱や梁は精緻に組み合わされ、古風な中にも斬新さを求めたデザインになっています。法人本部や大学本部等が置かれている関西大学の中枢部です。
【和の像】
関西大学会館前のロータリー植え込み内に建つモニュメントで、「和」の文字が抽象的なタッチでまとめられています。大学紛争で荒廃した学内に「和」の大切さを再認識してほしいとの願いを込め、1970(昭和45)年、事務職員有志の拠金によって建立されました。
校友・父母会館
卒業生の集まりである校友会と、学生の父母・保護者の集まりである教育後援会、さらに学校法人関西大学の三者が連携して発展するため、2009(平成21)年に建設されました。
【関西大学・明治憲法下創立者の法廷
(鏝絵)】
関西大学の前身である関西法律学校の創立者たちを裁判官、検事、弁護士に配し、明治憲法下における刑事合議制公判の法廷イメージを鏝絵(左官職人が壁を塗る鏝で絵を描いた漆喰装飾の一技法)で再現したものです。
100周年記念会館
創立100周年記念事業のメインプログラムとして計画され、1989(平成元)年に完成しました。800人収容の多目的ホールや各種会議室のほか、25m7コースの室内温水プールも設けられています。「地形を巧みに活用し、周囲の景観に溶け込んだ記念的建築物の新しいあり方」が評価され「第11回大阪まちなみ賞」奨励賞を受賞しています。
【友愛の泉】
エントランスホールの吹き抜け空間にそびえるモニュメントです。生命の根源である水が湧き出る様子をイメージし、高さの異なる6本の柱で「歴史と未来への飛躍」を表現しています。
慰霊碑
関西大学会館東側の木立の中に建立されています。高さ1.9メートルの能勢黒自然石で、表面に校章と「慰霊碑」の文字、裏面には本学関係者の諸霊を弔う碑文が刻まれています。毎年11月には、その1年間に逝去された本学に関わる方々を偲んで慰霊祭が挙行されます。
新アクセス道
阪急関大前駅北口から社会学部学舎まで続く新アクセス道は、創立130周年記念事業の一環として2016(平成28)年8月に完成しました。これにより登下校が一段と便利になり、第1学舎方面や総合図書館へのアクセスも利便性が増しました。