キャンパスを彩る花と緑 キャンパスを彩る花と緑

新入生を迎える満開の桜、キャンパスを赤や白に染めるツツジ、雨に濡れたアジサイ、
真夏の日差しを遮る心地よい木陰、
秋の深まりとともに鮮やかさを増すイチョウやモミジの黄葉・紅葉......。
千里山キャンパスの花や樹木は、四季折々に私たちの目を楽しませ、心をなごませてくれます。

  • サクラ
  • 約1900本のサクラが植えられた
    千里山キャンパスは桜の名所です。
    法文坂や第3学舎南側、総合図書館から
    凜風館にかけての桜並木は特にすばらしく、
    新しい春の訪れを感じさせてくれます。
    凜風館周辺には屋上庭園も含めて270本ほど
    の桜が
    植えられています。

  • 新アクセス道の花壇
  • 阪急関大前駅から第3学舎へと通じる
    新アクセス道の花壇では、
    ポピーやパンジー、
    アジサイなど、
    四季折々にいろいろな草花が咲きます。
    2017(平成29)年3月には、
    創立130周年記念事業の
    一環として、
    蜂須賀桜の苗木も植樹されました。
    将来の成長と春の開花が期待されます。

  • ツツジ
  • サクラが終わると、
    次にキャンパスを彩るのはツツジです。
    4月から5月にかけ、尚文館付近や総合図書館前、
    経済学部・商学部研究棟南側、第3学舎横、
    関西大学会館前など、
    千里山キャンパスの至るところで
    赤、白、ピンク、オレンジ、
    さまざまな色の花が咲き乱れます。

  • クスノキ
  • 法文坂を上りきった右手にある株立ち9本、
    幹回りの合計約12メートルという大樹は、
    吹田市内のクスノキとしては最大級のもので、
    吹田市の保護樹木(1号樹)に指定されています。
    簡文館や100周年記念会館の前にも
    大きなクスノキがあります。

  • キンモクセイ
  • 関西大学会館の北東隅に植えられている
    金木犀(きんもくせい)は、岩崎卯一元学長邸の庭に
    植えられていたのを大学へ移植したものです。
    10月中旬に可憐な黄色い花をつけるとともに、
    甘い香りを漂わせ、
    道行く人にひと時の安らぎを届けます。

  • イチョウ
  • 千里山キャンパスのイチョウは11月下旬、
    きれいな黄葉となります。
    特に、簡文館前の大イチョウは、
    幹を中心にして円形に落ち葉を散らします。
    晩秋の早朝、掃き掃除が始まるまでに見られる
    時間限定の風物詩です。

  • ラクウショウ(落羽松)
  • 尚文館の南側には
    ラクウショウ(落羽松、和名の別名は沼杉)の
    大樹が9本、並んで立っています。
    晩秋、寒さが厳しくなるとともに、
    葉は緑から薄茶、赤茶へと色を変えていきます。
    そして風が吹くたびに少しずつ葉を散らし、
    枝と幹だけになるころ、
    キャンパスには冬が到来します。