interview
vol.22
病気の根本に作用する製薬に携わり、ヒトの命を救いたい
理工学研究科 化学生命工学専攻/2年次生(取材年度:2025年度)
内定先:製薬会社
職種:研究職
Q1.学生時代に力を入れて取り組んでいたことを教えてください
大学4年次生から始めた研究活動に力を入れて取り組んでいました。大学入学の頃から遺伝子領域の研究には興味があり、卒業研究を皮切りに実際に遺伝子を扱って研究することが出来ました。しかし、実際に遺伝子を扱ってみると想像以上に難しいと感じました。研究には、知識を身につけるほか、実験のスキルが無ければ研究を進めることが出来ません。さらに、私は、手先が器用な人間ではないため、人よりも何倍も練習をしました。初めて、遺伝子操作を成功した時の嬉しさは今でも覚えています。大学院に進学してからは、研究に向き合う姿勢がより着実なものになりました。仮説を立て、実験計画の検討、結果の解釈まで一連の研究過程を自分自身で考えなければならないことに難しさを感じつつ、粘り強く取り組む力が養われました。また、研究成果を学会で発表する機会もあり、専門家に私の研究を説明し評価をいただいた経験は自信にも繋がりました。時間はかかっても積み重ねれば、成果につながることを研究を通じて感じています。

Q2.キャリアセンターをどのように利用しましたか
エントリーシート(ES)の添削と面接練習で利用しました。就職活動を始めた頃はガクチカと自己PRの違いも分からないままESを書いていたため、問いに対して正しく回答できていませんでした。このままではどうにもならないと思い、キャリア相談を週1程度の頻度で利用しました。相談を通してESの書き方はもちろん、業界の現状や今の世の中の動きも合わせて多様な考え方を知ることができました。逆質問をしていただくことで、理解がより深まりました。面接練習では、マンツーマンで何度も対応してもらいました。私の場合、対面の面接経験が一切無いまま、第一志望の企業の対面面接を迎えてしまいましたが、そんな状態でもキャリアセンターでの対策が十分にできていたため、焦ることなく対応することができました。学業(研究)と就職活動の両立は非常に大変でしたが、学内のキャリアセンターを積極的に活用することで乗り越えることができました。
Q3.キャリアセンターを利用して特によかったなと思うプログラムはありますか
学内で開催された就職ガイダンスやグループディスカッション(GD)講座は殆ど参加しました。特に就職活動を始めた頃は、右も左も分からない状態で始まりましたが、この講座があったおかげで、「この時期に何をすべきか?」の全体像を把握することが出来ました。また、その後に開催されたES講座や面接、GDのそれぞれの対策があったことで、それぞれどのようなことに注意すればよいかを理解することが出来ました。特に、GD講座に関しては、受講したタイミングの人数が少なかったこともあり、グループ単位ではなく、個人単位にフィードバックをプロの目線からいただくことが出来たのがよかったです。
Q4.内定業界を志望した理由を教えてください
ヒトの命に直結して多くの人を助けられるからです。ヒトの命を預かる仕事には、医師や看護師といった現場の職種のほか、メーカーとしては製薬会社、医療機器メーカー、診断薬メーカーなどがあります。もちろん医療機器や診断薬も、「この機械がなければ助からなかった」「この診断薬がなければ病気さえ特定できなかった」という場面が多くあると思います。しかし、私は、説明会やインターンシップ、大学の講義で業界を知る中で、病気の根本に作用して治療法そのものを変えられる製薬に強く惹かれました。治療法が限られる患者さんにとって、新薬が「唯一の希望」となる場面があることを知り、薬が生まれることで救われる未来の患者さんを増やしたいと思うようになりました。

Q5.社会人になって取り組みたいことを教えてください
先ずは、製薬会社で一人前として働くことのできるスキルを身につけたいです。その後は、海外での研究経験を積みたいと思っています。海外で戦うためには、やはり博士号の取得も必要になるかもしれないので、その取得も視野に入れながら今後のキャリアプランも考えていきたいと思っています。
Q6.就職活動をする後輩に向けてメッセージをお願いします
就職活動は、長くしんどく、辛いものだと思います。私もそのように思っていましたが、研究室の先輩の「楽しんで就活してね」という一見矛盾したアドバイスを鮮明に覚えています。新卒採用は大学生であることだけで会社のことを知れたり、工場見学ができたり、職業体験ができます。こんな機会は新卒採用の機会を逃せば今後はないと思います。就職活動を一つの機会として、自分自身の視野を広め、あなたに合う会社を見つけてください。


