interview

vol.17

 

「人」とのつながりを大切にして、幅広い支援に携わりたい

人間健康学部 人間健康学科/4年次生(取材年度:2024年度)
内定先:公務員(県庁職員)
職種:行政職

Q1.学生時代に取り組んでいたことを教えてください
人と関わる機会に積極的に参加することに力を入れました。大学内で開催されている地域連携事業や学園祭の実行委員会、新入生同士の仲を深める人間健康学部独自のイベントのリーダー、オープンキャンパスのスタッフなど、興味を持ったことには積極的に参加しました。児童や高齢者、障がいのある方など、多くの方々と関わることで、さまざまな価値観を知っただけでなく、人とコミュニケーションを取ることが好きになりました。また、アルバイトにも力を入れました。コンビニエンスストアとカフェで勤務しています。どちらも早朝から勤務しており、早起きが得意になりました。効率を考えたり、ホスピタリティを学んだりと、良い経験が出来ました。写真(プライベート使用).jpeg

Q2.キャリアセンターをどのように利用していましたか
大学3年次生の冬まではキャリアセンター主催の公務員志望者向けのイベントに参加し、公務員試験直前期には、エントリーシートや面接試験の対策で活用していました。キャリアセンター主催のイベントを通じ、千里山キャンパスの学部で学んでいる友人ができ、一緒に勉強したり、情報交換をしたり励まし合ったりしていました。また、面接前の対策では、面接シートの深掘りや模擬面接をしていただき、対策不足の分野や分析が足りていない自分の一面に気づくことが出来ました。一方で、エクステンション・リードセンター主催(※)の、「自主ゼミ」という公務員志望者同士のゼミ活動も積極的に活用しました。「自主ゼミ」では、エントリーシートを見せ合ってより良い内容に仕上げるために意見を出し合いました。また、同じ自治体を受ける仲間同士で、その自治体について調べたり、模擬面接を本番まで何度も練習し合ったりしていました。
(※)2025年度からはキャリアセンター主催

Q3.キャリアセンターを利用して特に良かったと思うプログラムは?
試験直前の「自主ゼミ」に参加したことです。同じ公務員を志望する友達と集まって対策をしていました。選考スケジュール上、公務員志望者は民間企業を受けている友達より内定が出るのが遅いことが多いため、どんどん不安になっていきます。しかし、「自主ゼミ」で公務員志望の友達と集まることで、モチベーションが保たれ、最後までやり切ることが出来ました。また、「自主ゼミ」は先生や講師がいないため、面接練習や集団討論練習などを全て自分たちで行います。そのため、誰かが面接官や討論の評価を行うことになり、人事側の視点を体験することができました。面接官役を体験することで、人事側の視点で改善策を見つけることができ、また他の友達から多くのフィードバックを貰うことで自分の悪い癖や良い点を見つけることが出来ました。それが本試験で役に立ったのだと思います。PA292761(使用).JPG

Q4.内定業界を志望した理由を教えてください
社会福祉学を学んでいくうちに、困っている人を支援したいという気持ちから、福祉の制度を必要とする人を少しでも減らしたいという気持ちに変化していきました。その中で、対象者を絞らず、利益に固執しない公共サービスを提供することが出来る地方公務員に興味を持ちました。公務員の中でも行政職を目指した理由としては、イベントの企画、制度・施策の立案、窓口業務での住民との関わりなど、さまざまな角度から住民のウェルビーイング向上のために役に立てる仕事であると考えたからです。また、私自身、好奇心旺盛な性格であり、福祉だけでなく、さまざまな分野の業務に携われることにも魅力を感じ、地方公務員の行政職を志望しました。

Q5.就職活動をする後輩に向けてアドバイスをお願いします
就職活動は、ご縁です。私は複数の官公庁を受験した結果、就職先にご縁を感じました。内定が出る時期は人それぞれで、周りの状況を聞いて焦ったり、落ち続けて不安になったりすると思います。私もそうでしたが、そんな中、試験内容が自分の得意分野で、過度に緊張することなく最終合格したのが就職先であり、運命を感じました。皆さんもあまり固執せず、周りと比較せず、いろいろな可能性に挑戦してください。どこかで必ずご縁があります。それから、体調管理には気を付けて頑張ってくださいね。PA292752(使用).JPG