interview
vol.13
"幼い頃からの夢"より良い社会を目指して
商学部商学科/4年次生(取材年度:2023年度)
内定先:国家公務員一般職
Q1.学生時代に取り組んでいたこと
私は食パンが好きだったことから、食パン専門店でアルバイトをしていました。働いている際に、お客様から「同じような形をした食パンの違いが分からない」と言われることが多いと感じていたところ、店長がポップ作成をしてもらえる人を探していると聞いたため、ちょうど良い機会だと思いポップの作成に立候補しました。実際に自分が食べた時に感じた食パンの味や特徴、家で試行錯誤したおすすめの食べ方などをまとめ、簡潔で分かりやすいポップを作成しました。その結果、お客様から「ポップを見て購入意欲が出た」などのお声をいただいてお店の売り上げに貢献できました。また、チャレンジすることで得られる喜びや、さまざまな経験ができました。
Q2.キャリアセンターをどのように利用していましたか
キャリアセンター主催の「公務員ガイダンス」に参加していました。私は、すでに高校生の時になりたい職業を決めていましたが、このガイダンスを受けることで、公務員にも様々な種類があることを知ることができ、自分の将来について深く考えるきっかけを与えてくれました。そのほかにも併願の仕方などを知ることができ、充実した時間を過ごせました。また私は、キャリアセンターの職員の方に面接カードの添削や模擬面接、公務員試験全体に関する相談をしていました。1対1での相談となるため、大人数の説明会などでは聞けない自分の個人的な悩みを解消することができました。些細な悩みを溜めることなく解消できたことで、勉強に集中することができたと感じています。
Q3.キャリアセンターを利用して特に良かったと思うプログラムは?
キャリア相談のなかで、模擬面接を行っていただいたことです。私は、話すことが苦手で、公務員試験のなかでも特に、面接に対して苦手意識を持っていました。しかし、公務員志望者専用の相談枠で、公務員試験の面接の特徴やどのように話すと良いかなどを教えていただき、自分の中でも話し方が上達したと思えるようになりました。公務員志望者専用の相談枠の予約が取れなかった際には、通常の予約枠で模擬面接を行っていただきましたが、どちらの枠でも相談に対して親身に聞いてくださったおかげで、精神的にも落ち着いた状態で公務員試験に挑むことができました。
Q4.内定業界を志望した理由を教えてください
私が公務員を志望した理由は、根本の制度を作り、時には変えて社会的な課題を解決することで、多くの人々にとってより良い社会を作っていきたいと考えたからです。私は、小さい頃から医療に興味を持っており、医療に関われる職業に就きたいと考えていました。その中でも、指導や監督を通して病院の正常な運営を図り、国民生活の安全に関わる基盤を作ることができる内定先に魅力を感じ、志望しました。また、説明会に参加することで、医療だけでなく健康福祉などの幅広い業務に携われることを知り、国民生活に密着した業務を行うことで社会に貢献していきたいと考えるようになりました。
Q5.社会人になって取り組みたいことを教えてください
どの部署に配属されるかは分かりませんが、将来は医療機関などについての申請の受付や、監査業務に携わりたいと思っています。そのために、まず基本的なマナーや法律の知識を増やし、経験を積むことでいろいろな人に頼られるような自分になっていきたいです。国家公務員の一員として、より多くの人が安心できる社会づくりに貢献していきたいです。
Q6.就職活動をする後輩に向けてアドバイスをお願いします
就職活動と聞くと、大変なことが多いイメージがあり、不安も感じると思います。私は公務員専願だったため、民間企業よりも内定を出してもらう時期が遅いと聞いていました。そのため、不安を感じることもありましたが、周りと比べず自分のやるべきことを行って、全力で公務員試験に挑もうと考えるようになりました。これから就職活動を行う皆さんも、不安や焦りを感じることがあるとは思いますが、周りと比べすぎずに自分のペースで就職活動を行ってほしいです。自分自身を追い詰めることなく、就職活動を楽しんで頑張ってください。