interview
vol.11
大学生の今しかできないことに、挑戦する
社会学部社会学科/４年次生（取材年度：2023年度）
内定先：総合物流
職種：事務職
Q1.学生時代に力を入れて取り組んでいたことを教えてください
挑戦することです。私は、今しかできない様々なことに挑戦しようと、大学４年間を過ごしてきました。その中でも、もっとも大きな経験だったと感じているのはアルバイトの挑戦です。もともと私は受け身な性格で、自分から話しかけるということに苦手意識をもっていました。そんな性格を変えたいという思いから、あえて多くの人と接するテーマパークのアルバイトに飛び込みました。当初はなかなか足が前に出ませんでしたが、先輩にアドバイスを求めるなど努力を続けました。徐々に上司から対応を評価いただけ、お客様から私宛のファンレターをいただけるまでに成長することができました。この経験から、私の性格が変わったと周りから言われるようになりました。とても勇気がいる決断でしたが、この経験があったからこそ就職活動においても臆することなく、自信をもって面接での受け答えや自己アピールができたのかなと感じています。
Q2.キャリアセンターをどのように利用していましたか
キャリアセンターは、私の就職活動の道しるべでした。３年次生になると、「何かしないといけない。でもどう就職活動を始めれば良いのかわからない」という焦りと不安ばかりが大きくありました。何もわからない状態のままキャリア相談を利用し、「まず今は何をすれば良いのか」「どのような業界があるのか」というような漠然とした相談をしました。そこから、ガクチカや自己PRの作成を始めましたが、作成する際には"まずどの題材を使用するか"というところから相談し、エントリーシートも含め、何度もチェックをお願いしました。他にも、就職ガイダンスや学力試験対策講座、スキルアップセミナーなど様々なイベントに参加しました。私にとって、納得のいく就職活動にするためのとても心強い存在でした。
Q3.キャリアセンターを利用して特に良かったと思うプログラムは何ですか
キャリア相談です。就職活動を始める前の、"まず何をすれば良いのか"というような漠然とした相談から、ガクチカや自己PR、エントリーシートの添削、面接練習などで何度も何度も利用しました。添削の際には、「なぜこの書き方が良いのか」という理由も細かく教えてくださいました。１回のエントリーシート確認で完結してしまうのではなく、今後の文章作成にも生かすことができ、伝わりやすいコツも学ぶことができました。毎回違う職員の方が担当されますが、どの方もとても親身に相談にのってくださるおかげで不安が解消され、いつも「相談して良かった」と感じていました。小さな不安やどんなに漠然とした質問でも、まずは一度キャリア相談を利用してみてほしいです。
Q4.内定業界を志望した理由を教えてください
仕事のスケールの大きさにとても魅力を感じたからです。就職活動を始めたころの志望業界は全く違ったのですが、「視野を広げよう」ということをよく耳にしていたので、まず一番身近な姉に「具体的にどんな仕事をしているのか」と質問してみました。姉は総合物流会社に勤務しており、細かく仕事を説明してくれたのですが、難しく全く理解できませんでした。わからないことに逆に興味が湧き、そこから物流倉庫業界の会社説明会やインターンシップに参加し始めました。"モノを運ぶ"というと、とても簡単な仕事のように見えますが、その"ただ１つのモノを運ぶ"のに今の私では想像もできない様々な過程があって、多くの人のリレーによって届いているということを知りました。今まで見えていなかった、私達の当たり前の生活を根幹から支えている仕事を知り、とてもカッコイイと思いました。毎朝飲んでいるコーヒー１杯でも、どんな過程を経て今ここにあるのか、今まで知らなかった世界をもっと知りたい、携わりたいと感じて志望しました。
Q5.社会人になって取り組みたいことを教えてください
まずは、任せていただいた仕事を精一杯頑張りたいです。将来はお客様に寄り添い、「あなただから安心してお願いできる」と言われるような、任された仕事以上のことができるようになりたいですし、その現状に満足することなく新たな挑戦を続けていきたいです。また、海外での仕事にも興味があります。そのためには、まず語学の勉強にも力を入れたいです。日本と海外を結ぶ物流のスペシャリストになれるよう、努力を続けていきたいと思います。
Q6.就職活動をする後輩に向けてアドバイスをお願いします
就職活動は、辛いことも多いと思います。私も、毎日何かの締め切りに追われていたり、何日もかけて作成したエントリーシートや、手ごたえのあった面接であっさりと落とされてしまったり、辛く苦しいなと思うこともたくさんありました。しかし新卒の就職活動は、今しかできない経験がたくさんできる機会でもあります。様々な企業に足を運び、インターンシップや面接で憧れの会社の建物に入ることができたときはとても感動しましたし、そのことがきっかけで「就職活動って楽しい！」と感じるようになりました。就職活動はマッチングです。たくさんの企業と出会って、皆さんが「ここだ」と思える企業に出会えることを応援しています。
