本学科の進路決定率は下の通りです。本学科は2007年に発足し、昨年度、第3期生が卒業しました。進路先の内、大学院進学者は23名で卒業者の約45％を占めており、より高度な専門知識を身に付けた技術者や研究者をめざすことになります。就職では、製造業に就いたものが9名と最も多く、電気系・機械系・材料系と幅広い分野に及んでいます。さらに業種についても、金融業、保険業、卸売業、小売業等、広く分散して就職しており、これは、狭い専門性よりも、基礎を大切にして幅広い応用力を養うという物理・応用物理学科の特徴をよく表しています。

本学科の進路決定率は、学部・大学院ともに98.4％と依然として高く、特に製造業への就職率は、理工系3学部の中で例年最も高い数値となっていることから、機械工学科の特徴が伺えます。ものづくり日本においては、機械工学を学ぶ学生を求める企業が多いことから、2013年度以降も高水準が期待できそうです。さらに、大学院への進学者は56名と約3割を占めており、高度な専門知識・技術を2年間学んだのち、高度な技術者としての就職を望む学生も多くいます。

本学科の進路決定率は学部99.3％、大学院100％となりました。特に情報通信業への就職率は理工系3学部の中で最も高い数値であり、電気電子情報工学は現代社会の先端科学技術を支える学問であることから、2013年度以降も高水準が期待できそうです。さらに、大学院への進学者は49人と約3割を占めており、高度な専門知識・技術を2年間学び、その知識や技術を活かして就職する学生も多く見受けられます。