システム理工学部

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システム理工学部 学部長 宅間正則 システム理工学部 学部長 宅間正則

関西大学システム理工学部は、「システム=しくみ」の原理について考える「理学系分野」と、その原理を応用・工夫する「工学系基幹分野」を教育・研究の対象とする「数学科」「物理・応用物理学科」「機械工学科」「電気電子情報工学科」の4学科で構成されています。本学部のコンセプトは、「安全で質の高い生活を目指して持続的に発展を続けるための高度で信頼できる『しくみ』の創造」です。近年、注目を集めているAIやIoTのような最先端分野に関する研究のほか、スマートフォンなどの情報通信、ビッグデータ、自動運転などに関するさまざまな分野のシステムづくりに対し、4学科それぞれの異なる切り口で研究に取り組んでいます。もちろん、産学官連携での研究活動も盛んで、多くの研究室が企業と連携し、激動する世界で必要とされる“モノ”を研究対象にしています。
● AI(Artificial Intelligence): 人工知能。
● IoT(Internet of Things): 情報通信機器に限らずあらゆる“モノ”がインターネットに繋がること。

世界の技術開発は、私たちの想像をはるかに凌ぐスピードで進化しています。こうした変化に対してどのように向き合い、対処すべきか。大切なのは、物事の原理・原則を知り、視野を広げて時代の変革を先導するしなやかな感性を磨くことです。知識として求められるものは時代とともに変化しますが、物事の原理・原則は変わりません。本学部では、時代の変化に流されない確かな技術力と応用力を身に付け、産業技術システムの構築・創成・改良・維持管理のニーズに対して適切に対応する優れた技術者を育成する教育プログラムを用意しています。その一つとして、モノづくりに精通したAI・IoT系の技術者を育成する「データサイエンティスト育成プログラム(2020年度から実施)」が挙げられます。一方、グローバル社会で活躍できる人材育成も重要です。そのため、「グローバル人材育成プログラム」やドイツ・ドレスデン工科大学との「Erasumus + プログラム協定」などを提供し、海外の大学への体験研修や研究室との双方向のインターンシップなどによる異文化交流の機会を設け、国際社会への対応力を養成します。また、文理融合のキャンパスで多様な個性と出会い、文理の枠に捉われない幅広い学びのなかで、豊かな人間性と感性を備えた技術者を育成しています。多くの専門的知識や技術を身につけられる環境を整え、その過程で探究心と探求心を高めようとする学生を待っています!

関西大学には、「学の実化(がくのじつげ)」という学是があります。関西大学の第11代学長(1922年~1925年)、総理事 山岡順太郎によって提唱された学是です。これは、大学が研学の府として学問における真理追究にだけ終わるのではなく、社会のあるべき姿を提案し、その必要とするものを提供することによって、学理と産業界、官界との橋渡しをするという姿、すなわち、「学理と実際との調和」を求める考え方です。大学が、その成果を実社会へ還元すること、逆に、社会におけるニーズを吸収し、よりよい社会を目指した学問のあり方を追求することを学園に求めたもので、いまで言う、産学連携、産官学連携の基本となる考え方であると理解できます。まさに、現在の大学が目指すべきあり方を示しているのではないでしょうか。このような理念のもと、関西大学システム理工学部は、快適・安全・安心で継続可能な社会を支える新たな「しくみ=システム」の創出を目指して、発展していきます。

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