学部概要

学生の声(Students' VOICE)メディア情報系

学生の声一覧

メディア情報系 4年次生 筒井絵理奈(Erina Tsutsui)

メディア情報系では、人と人との様々なコミュニケーションについて学びます。

総合情報学部に入ったきっかけは、高校生の時に友人と訪れた関西大学のオープンキャンパス。正直言うと、当時はまだ他の大学での情報系学部を考えていました。
でも、CG体験やスタジオイベントに参加し、PC環境など充実した施設や、実習内容を具体的に知って、関西大学の総合情報学部志望に切り替えました。現在は、メディア情報系で、人と人との様々なコミュニケーションについて勉強しています。

苦労して苦労して仕上げた「食育」ポスター。作るって楽しい。

このポスターは、3年生の時に受けていた制作実習(広告)の授業で、グループワークで制作し発表しました。
「公共広告機構」のポスターという大きなテーマから、それぞれのグループで個別テーマを決めます。私たちは「食育」というテーマで制作しました。公共広告機構の視点で見れば、非常に珍しい分野だったそうですが、私としては小さい頃からの母親の教えもあり、扱いやすいテーマでしたね。
テーマが決まればコンセプトを検討。イメージを形にするためにラフを描き、デザインを起こしていきました。
なかなか先生からOKがもらえず、20枚近くデザインを作成。この時は結構辛かったですね。デザイナーがクライアントからOKをもらえない時ってこんな感じなのかな、なんてみんなで話しをしていました。

ポスターの中心にある写真は、私の家族です。料理にピントを合わせ、周りをぼかす工夫をしたことで、食卓がより際だって見えるようになりました。この作品で一番苦労したのはパズルの線。いかにパズルらしくみせるか、試行錯誤しながら何度も何度も描き直しました。 周りの先輩に聞けばすぐに教えてもらえたのでしょうが、悩んで悩んで、人や先輩の作品から表現を研究することで、最終的には自分の貴重な経験の1つにすることができました。
グループワークでは意見の食い違いから、ヒートアップすることもありましたが、かえってじっくり話し合う時間を持てたこと、それぞれが様々な方向から食卓について考えたことで、最終的に良い作品に仕上がったと思います。全員で力を合わせて作るグループワークでなければ、この作品はできなかったと思います。 行き詰まった時の大変さや、解決策が見えたときの一体感も分ち合うことができた貴重な経験です。 先生や授業の中でとてもよい評判をもらえ、嬉しかったですね。頑張った甲斐がありました。

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自分から何かを発信していくのが好き。

演劇サークルに入っていて、サークルでも公演を案内するためのチラシを制作しています。大事にしているのは、しっかりとしたコンセプトを持つこと。例えば、卒業発表公演の時は、「4回生の成長記録披露」、新入生発表会ならば「未熟ながらも精一杯作りました」というように、チラシを見たお客様が惹きつけられるようなデザインになるよう気をつけています。サークルでは役者としても活動しています。自分から何かを発信していくのが好きなんですよね。

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ゼミでは心理学を専門。メディアへの繋がりを強く感じます。

ゼミでは心理学を専攻しています。メディア情報系で心理学というと意外に思われるかもしれませんが、情報は受け取る人の気持ちを考えることも大切。人はいったいどのような情報を求めているのか?どのような情報に関心を抱き、喜び、感動するのか?そういった視点を持つことが、情報を発信する上でとても重要だと心理学からのアプローチで学びました。
アルバイトで商品を陳列する際にも、どのように見せたら効果的か、見た人はどう感じるかを意識するようになりましたね。
やはり心理学は様々な分野につながっているんだなと実感しています。

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周りの友達に負けないよう、私も自分の専門分野で頑張っていきます。

1・2年生では情報の基礎を学ぶ必修科目が多く、そこで力をつけて徐々に専門科目に入っていきます。科目の選択肢は本当にたくさんあって、進む方向は人それぞれ。それでも、専門分野ごとに関わりのある部分や「系」が重なっている科目もあるので、専門が分かれた友達と一緒に学べる機会は多くあります。そんなとき、友達の知識が専門的で深くなっているなと感じると、負けられないなと思いますし、様々な分野で勉強している友達がいるこいうことは、とても良い刺激になっています。もちろん、私も友達に刺激を与えられるように、私自身の専門分野で頑張っていきます。
受験生の皆さんも、ぜひ関西大学の高槻キャンパスを見に来てください。もし見かけたら、声を掛けてくださいね!

辛かったり、悩んだりすることがたくさんあると思いますが、目標に向かって頑張ってください!大事なのは体調管理です。自分を大事にしてくださいね。
(2008年度掲載)

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