進路・就職

総合情報学部卒業生へのインタビュー

辻 祐子さん:フリュー株式会社

めざしたのは“人を楽しませる”仕事 。

就職にあたって、私には重要視している2つの条件がありました。ひとつは、“人を楽しませる仕事がしたい”ということ。そしてもう一つは“モノ作り”に携わる企業に就職したいということでした。
そんな私の希望を叶えられる場所が、私が就職したフリュー株式会社でした。フリューは業務用ゲーム機や、ゲームソフト開発、携帯電話向けコンテンツの企画・開発・配信などエンタテインメント事業を行うユニークな企業です。積極的な事業戦略で今後もさらなる成長をめざすここなら、自分のやりたい仕事ができると確信し入社を決めました。

モバイルコンテンツ開発で学んだ、チームプレーの大切さ。

現在私は、スマートフォンやタッチパネル型端末向けのコンテンツ開発を行う部署で、モバイルサイトの開発に従事しています。モバイル端末の技術革新は日進月歩、コンテンツ開発にもスピード感が求められます。自分が企画開発に携わったサービスを、すぐにお客様に使って頂くことができるのは素直に嬉しいですね。そして自分自身がユーザーになれる、身近で機能的なサービスを開発できることもモチベーションになります。
仕事をする上で心がけているのは、“仕事はひとりでしない”ということです。経験の浅い深いに関わらず、仕事をしていると自分ひとりの力では解決できない問題や、周囲に協力を仰いで取り組むべき課題がいくつも出てきます。そんな時は、不必要に考え込んだり恥ずかしがったりせずに、周囲に助けを求め問題や課題を共有するようにしています。社会に出たら学生時代とは比較できないほど結果が求められます。目標を達成するために必要なプロセスを躊躇なく選び、柔軟に対応していくことが必要です。

限られた時間を大切に、成長に繋げる。

社会人になって一番変わったのは“時間”の捉え方です。学生時代はさほど気にも留めなかった“時間”。勉強したいと思えばいくらでもその時間があり、自分の将来について考える時間もたっぷりとありました。しかし社会人になった今、限られた自分の時間をどう使うかを真剣に考えれなければ、自らを成長させていくことはできません。普段の業務をこなしながら、知識をさらに深めスキルアップを計る気持ちが大切です。エンタテインメント業界ならなおさらのこと、忙しさにかまけてインプットを怠っては人を楽しませる“モノ作り”はできません。仕事とプライベートをはっきりと区別し、仕事と遊びどちらも手を抜かず両方思いきりがんばろうと思っています。

何事にも積極的に取り組んでください。

総合情報学部は、私のようにモノ作りをめざす学生にとって、申し分のない環境です。講義スタイルのカリキュラムは幅広く情報分野をカバーするものですし、豊富な実習授業とそれを支える最新の機材や施設も充実しています。積極的に学びたいという意志さえあれば、どこまでも自分のテーマを追求することができます。学生同士はもちろん、先生との距離も近くアットホームな雰囲気のなか、学生それぞれが自分の研究に取り組んでいます。ゼミで開催したクリスマス会もいい思い出です。受験生・高校生のみなさんに伝えたいのは、何事にも積極的に取り組むことが大切だということ。食わず嫌いにならず、学業でもバイトでもサークルでも、少しでも興味があることにはチャレンジして欲しいと思います。さまざまな分野に実際に触れてみることで、自分自身が気づかなかったやりたいことや好きなことが見えてくるはずですよ。

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