関西大学 人間健康学部

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三浦敏弘教授の最終講義を開催しました。

  • ■日時

1月10日、堺キャンパスにて、本年度末をもって退職される人間健康学部・三浦敏弘教授の最終講義を開催しました。

スポーツと健康コース長の村川治彦教授の司会により、「人間行動論」の授業の総括として行われた講義には、100名を超える受講生に加え、かつての教え子や長年苦楽を共にした人間健康学部の教職員も多数参集しました。

体育学や応用健康科学等をご専門とされる三浦教授のご講義は、わかりやすい事例を交えて多角的観点からヒトの行動を分析・考察されたもので、来場者は熱心に耳を傾けていました。

大阪府ご出身の三浦教授は、関西大学第一中学・高等学校を経て1977年に本学社会学部ご卒業後、他大学で研鑽を積まれ、1997年に関西大学文学部助教授に着任されました。その4年後、文学部教授に昇任された後、2010年の人間健康学部開設前から学部設立に尽力され、開設と同時に本学部に移籍されました。

三浦教授は「スポーツ方法実習V(武道2)」や「堺市と関西大学」など、数々の担当授業や柔道部顧問を通じて教育活動に力を注ぐ一方、学部執行部の学生相談主事およびスポーツと健康コース長、学校法人関西大学評議員を務められるなど、大学運営や法人運営にも多大な貢献をされました。

学生時代を含めると、人生の約半分を関西大学で過ごされた三浦教授の存在はとても大きく、講義後は先生を慕う柔道部の学生たちやゼミ生たちが花束を抱えて先生を囲み、教職員と共に別れを惜しむ姿が見られました。

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