□「成年後見制度って何?」を開催しました。
堺市と関西大学の地域連携事業の一環として、 10月10日(土)に「成年後見制度って何?」を開催しました。
【第1部:講 演】
講 師:関西大学人間健康学部教授 黒田 研二氏
「認知症の人への支援について」
【第2部:創作劇】「浅香山界隈生活笑百科」
出 演:弁護士劇団「ななころび」
解 説:小林 寛治氏(コーディネーター)
黒田 研二氏(関西大学人間健康学部教授)
佐野 庸子(堺市長寿社会部 高齢施策推進課)
川端 伸明(堺市社会福祉協議会 地域福祉課 堺市権利擁護サポートセンター)
「『成年後見制度ってどういう制度?どんなときに必要?」
「親や親類にそろそろ必要なのかな・・・?」
こんな疑問を持っておられる方々が、熱心に参加してくださいました。
第1部の講演では認知症になっても地域で暮らすためのヒントを黒田教授のお母様の事例を通して、わかりやすくお話いただきました。
第2部では、成年後見制度の実際について、弁護士劇団「ななころび」の皆さんによる、分かりやすい、楽しい創作劇をご覧いただきました。
成年後見制度って何? 難しそう、ややこしいの? というイメージを持たれていた方も多かったようですが、会場からはたくさんの大きな笑い声も聞かれました。
創作劇をご覧いただいた後は、劇の内容ではわかりにくい制度の詳細な部分を解説いただきました。
参加者の皆さんからは、「黒田先生のお母様を思う人柄がよく伝わってきた」「認知症の人を支える制度についてもっと勉強したいと思った」「わかりやすく、楽しい劇を通して勉強にもなった」「認知症の人も『その人らしい生活』を送れるよう、いろんな立場の人が見守り、より良い生活ができるようにしないといけないと思った」などの感想をいただきました。