関西大学 人間健康学部

地域連携・その他Area cooperation

□「堺市医師会との連携シンポジウム」を開催しました。

  • ■日時

1月10日(土)に、堺市医師会との連携シンポジウム「笑って老後を過ごせる堺市にするために~地域包括ケアシステムの構築~」を開催いたしました。

1.基調講演

「笑って老後を過ごせる堺市にするために~地域包括ケアシステムの構築~」

講師:前川 たかし(堺市医師会理事)

2.パネルディスカッション

「地域包括ケアシステムをめざして~それぞれの立場から~」

【パネリスト】

丸山 秀幸(社会医療法人ペガサス馬場記念病院医療福祉相談室主任)

上野 秀香(大阪介護支援専門員協会堺ブロック長)

松井 由加里(シャローム訪問看護ステーション管理者)

藤川 桂祐(堺市社会福祉協議会包括支援センター統括課長)

[司会]黒田 研二(関西大学人間健康学部教授)

[総合司会]岡田 忠克(関西大学人間健康学部教授)

超高齢社会のただ中にある日本にとって高齢者の健康を維持していくためには、地域の中で医療や福祉の関係機関が緊密に連携した包括的なケアシステムを構築し、高齢者が普段の生活の中でそれらを利用していくことが大きな課題となります。

基調講演では、堺市医師会理事の前川たかし先生から「かかりつけ医師」をもった上で医師とコミュニケーションを取り、その中で具体的な医療サービスの利用の仕方やさまざまなアドバイスを受けておくことの重要性が解説されました。

続くパネルディスカッションでは、病院をはじめとする医療・福祉関係機関の方々から堺市における高齢者介護や医療サービスの仕組みやそれらを利用するための方法が説明され、市民との質疑応答も交えながら堺市の地域に根ざした包括的な高齢者のケアシステムのあり方について理解を深めることができました。

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