□9月6日(土)「"まちづくり"を楽しもう!」を開催しました。
9月6日(土)に、関西大学堺キャンパス地域連携シンポジウム「"まちづくり"を楽しもう!~笑いとエンターテインメントによる地域活性化をめざして~」を開催いたしました。
1.基調講演 「エンターテインメントの冒険――地域活性化 × 映画・番組制作」
講師:角田 陽一郎(TBSテレビプロデューサー/ディレクター/映画監督)
2.パネルディスカッション
報告① 「笑い祭りと地域連帯」
講師:森下 伸也(関西大学人間健康学部教授)
報告② 「堺市体操! 只今制作中」
講師:弘原海 剛(関西大学人間健康学部教授)
超高齢社会を迎えた日本にとって、全国の地方自治体における地域の活性化は大きな課題となっています。今回開催した地域連携シンポジウムでは、笑いとエンターテインメントを堺市の地域活性化に活かす方法について堺市民の皆さんとともに考えました。
基調講演で登壇されたTBSテレビプロデューサーの角田陽一郎先生からは、堺市ならではのコンテンツづくりを市民の皆さんが楽しみながら取り組むことが、結果的に各メディアの注目を浴びて日本内外の情報発信につながるという提案がなされました。続く関西大学人間健康学部教授・森下伸也先生の報告では、日本独自の文化である「笑い祭り」が地域振興の役割を果たしてきた歴史を学ぶことができました。最後に、関西大学と堺市と協同で「堺市コッカラ体操」という介護予防体操を考案された関西大学人間健康学部教授・弘原海剛先生とともに、身体を動かしながら地域の皆さんの心身の健康づくりが地域活性化の要になることを学びました。
笑いやエンターテインメントと地域活性化を結びつけた新たな試みのシンポジウムを通して、まちづくりを実践するためのさまざまなヒントを得ることができました。