関西大学 人間健康学部

講演会・シンポジウム等Seminer

社会福祉講演会を開催しました

  • ■日時

 1215日(土)に、社会福祉講演会を開催いたしました。

 

講 演:厚生労働省 社会・援護局長 村木 厚子 氏

討論者:関西大学人間健康学部教授 山縣文治

テーマ:「子育て支援の今後の方向性」

 

現在、日本は少子高齢化社会に突入しており、人口構造の変化にあわせて子どもの育児や教育に関わる法律・制度が大きく様変わりしています。このような状況の中、私たちは子育てについて具体的にどのような関わりをもつことができるのでしょうか。今回は、厚生労働省の社会・援護局長の村木厚子氏を講師としてお迎えし、子育て支援のための社会保障制度と新たな仕組みづくりについて考えました。

 

講演の中では、具体的なデータを元に結婚や出産を取り巻く状況を踏まえて、子ども・子育てに関する政府の支援政策と労働政策の現状について説明されました。講演後のディスカッションでは、人間健康学部教授・山縣文治先生とともに子育て中の親の声を自治体に届けるための制度づくりや、保育園と幼稚園設置のための法律改正の必要性、子ども保育のさまざまな選択肢について検討を行いました。

 

 今後、より多くの若者が結婚・出産・育児をしていくためにはそれを支える制度づくりが必要となりますが、そこには多くの政策課題が山積しています。講演とディスカッションを通して、子育て支援に関する知識を深めることができました。

 

20121215 shakaihukushi01.jpg

 

20121215 shakaihukushi02.jpg

 

20121215 shakaihukushi03.jpg