すこやか教養講座（第5期）の第3回を開催しました
講 師：京都大学大学院人間・環境学研究科講師 藤田 糸子
テーマ：「今日の留学事情：受入れと派遣」
皆さんは、どれほどの数の留学生が日本に来て勉強しているのか、逆に、どれほどの数の日本人が留学生として海外に学びに出ているのかを知っていますか。今回の講座では、京都大学で留学生アドバイザーを努められる藤田糸子先生をお招きし、現在、世界中で繰り広げられている留学生の争奪戦の実態についてお話をして頂きました。
諸外国と比べた場合、日本が受け入れている留学生と日本から海外に出る留学生の割合は、ともに低いのが現状です。海外から日本に学ぶ留学生は文化交流のための架け橋となり、海外に学び国際感覚を養った留学生は今後の日本を支える優秀な人材になります。留学生の量だけでなく、質をどのように維持するのか。留学生の置かれた現状を通して、日本の教育と今後の社会のあり方について考えることができました。
すこやか教養講座（第5期）ご案内
http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_hw/2012/04/5-3.html