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現実社会をロジックで読み解く ゼミpress

ディベートやプレゼンテーション大会、
懸賞論文などに積極的に参加。

佐藤ゼミ

4年次生段畠 直樹

学生同士で活発に議論しながら活動していきたくて、佐藤ゼミに。

学生同士で活発に議論しながら活動していきたいと考えていたので、佐藤ゼミを選びました。このゼミでは、収集・整理した情報に基づいて考えをまとめ、客観的な視点を踏まえて共有していくことを重視しています。ディベート大会やプレゼンテーション大会、懸賞論文などへの参加の機会が多く、私は千里山政策ディベート大会、関西大学経商合同ゼミナール大会、西日本インカレ(合同研究会)などに参加して学内外の学生と交流したり、関西大学経済学会学生懸賞論文に応募したりしました。

新たな切り口から、相手の論旨を崩していく。

ゼミ活動の様子
ゼミ活動の様子

中学・高校では生徒会や運動会の団長などで人前に立つ機会が多く、話すのは得意な方だと思っていました。しかし、ゼミでディベートやプレゼンテーションをやってみて苦労したのが、エビデンス(根拠)をきちんと出さなければならないこと。「自分はこう思っている」というだけでは、ただの感想になってしまいます。客観的な説得力をもたせて話せるようにならなければならないと痛感しました。特にディベートで勝つためには、視野の広さが重要だと感じました。異なる視点からテーマを見つめ、新たな切り口から相手の論旨を崩していかなくてはなりません。こうした客観的視点から考える習慣が身についたことは、その後のプレゼンテーションや論文の執筆でも役立ちました。

先生が挑戦を促してくれた懸賞論文で、佳作に選出。

学内大会研究発表後
学内大会後にゼミメンバーと

ゼミといえば、先生から与えられた個別の課題に取り組むような形式を想像していたのですが、実際には自主的に活動することが求められます。ゼミの活動において自分たちがどのような目標を立て、それに向けてどうスケジュールを組んでいくのかまで、グループで話し合って決めていきます。先生は、私たちが行き詰まったときには必ずアドバイスをくれます。たとえば、「紙の本」の価値をあらためて問い直すテーマで臨んだプレゼンテーション大会で思うような結果が出なかったとき、同じテーマで懸賞論文に挑戦することを勧めてくれたのも先生です。その懸賞論文では、おかげさまで佳作をいただくことができました。厳しいときはとことん厳しいですが、自ら学ぶ姿勢を見せて相談したときには、とても親身に応えてくれる先生です。大学生活を通じて自分を成長させたいという人には、おすすめのゼミだと思います。

なぜ経済学部に?

4年次生寺前 早耶香

入学前は「お金や金融政策などについて研究したり、数学を使って難しい議論をしたりするのが経済学」と思い込んでいました。しかし、関西大学の経済学部が目的としているのは、「世界情勢を学びつつ、人間の行動を科学的に研究」すること。たとえばスーパーに並ぶ商品の価格も需要と供給のバランスから導き出せるなど、実際に学んでいくと身の回りの事象を経済学の理論で解釈できるようになるので、とても面白いです。

※学年を含め、掲載内容はインタビュー当時のものです。

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