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小学校への出張講義報告(09.12.17)

2009年12月17日

医工薬連環科学に関する社会還元の一環として、平成21年12月17日(木)に高槻市土室小学校の6年生4クラスを対象に、出張講義を実施しました。

 

土室小ア091217大学の先生が小学校へ出向き、また大学から実験道具や検査機器などを持ち込み、実験の楽しさや体の不思議さなど理科という教科に一層興味をもってもらうため、2つの異なった授業をそれぞれ1時間ずつ、計2時間(45分×2コマ)の授業を行いました。

 

土室小イ091217授業内容は、小学校における理科の授業の進捗状況を踏まえ、関西大学の河原先生からは、理科室において「人間の体の中の消化反応を体の外で観てみよう!」、関西大学の倉田先生からは、教室において「腕の動きと筋肉の働き」の授業を行いました。

 

土室小ウ091217人間の体の中の消化反応を体の外で観てみよう!」では、実験をするということで、生徒のみなさんには、保護メガネ(ゴーグル)と手袋を着用してもらい、生徒たちは"科学者"になった気分で、試験管を手に反応を観察していました。

 

土室小エ091217腕の動きと筋肉の働き」では、骨格と筋肉の模型を観察し、筋肉がどのように腕についているのか、筋電計を使ってどのようにすれば筋肉が働いているのかなど、実際に目で確かめることにより、理解をしてくれていました。

 

 

ひとりでも多くの理科好きの生徒が増えるよう、今後も大学の先生方が奮闘いたします。

高槻家族講座(第1回)報告(於:薬科大)(09.12.12)

2009年12月12日

 2009 年12月12日(土)、大阪薬科大学において、高槻家族講座  シリーズ「食と健康」第1回「プリン・ぷるるん・水ようかん」を開催致しました。家族091212②家族091212タニチ社長

 関西大学生命工学部 准教授 河原秀久氏 の開会挨拶に 続き、第1部講演では株式会社タニチ  代表取締役 川畑孝彦氏に「寒天のお話」をしていただきました。参加してくださった103名の 方々には実際に寒天つきを体験したり、いろいろな寒天の実物を見たり、触ったり、と寒天のよさに直接ふれてい ただくことができました。

 

家族091212出口先生   続いて、第2部では大阪医科大学 教授 出口寛文氏による 「ツルツル・プルプルのどごし爽やか -嚥下障害を救う-」と題した講演が行われました。現場のVTR映像を交えながら、嚥下のしくみについて説明していただき、誤嚥を防ぐための嚥下食等の紹介もありました。終了後のアンケートでは「嚥下障害についてよくわかりました」「介護 食に役立 てたいです」といった声をいただきました。

 

家族091212子供体験コーナー④家族091212子供体験コーナー⑤ また同時に子供体験コーナーとして「寒天の使い方、寒天を使った水ようかん・ゼリーの作り方」を株式会社タニチの皆様のご協力のもと、27組の子供、保護者をむかえて行いました。徐々にかたまっていく寒天を子供達は目を輝かせて見つめ、終了後には「はじめてのじっけんでたのしかった」「かたまるのがふしぎだった」等と嬉しそうに話してくれました。

  091212.pdf

次回、高槻家族講座は2009年2月27日(土)に開催予定です。

市民講座報告(於:薬科大)(09.10.17)

2009年10月17日

 大阪薬科大学では、医療及び健康に関する市民対象の市民講座を平成6年から毎年定期的に開催しており、既に高槻市における高齢者対象の公開講座として定着しています。

 このような大阪薬科大学市民講座に、今回の「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」採択を受け、大阪薬科大学と関西大学並びに大阪医科大学との大学連携によって、より充実した企画として、下記内容にて第28回大阪薬科大学市民講座(三大学連携事業)を開催いたしました。講演後には三大学の先生方を中心としたパネルディスカッションを行い、他分野から、参加者からの質疑を踏まえた活発な意見交換ができました。

 参加者数は、269名を数え、アンケートの回収率も8割を超えて、次回開講の要望を十分に感じられる結果となりました。

 最後になりましたが、本講座に開講にあたり、ご共催いただきました高槻市、(社)日本薬学会近畿支部、(社)大阪府薬剤師会、(社)大阪府病院薬剤師会及び大阪薬科大学同窓会、並びにご後援いただきました大阪府、高槻市教育委員会及び高槻市薬剤師会、協賛品をご提供いただきました各企業に厚く御礼申し上げます。

三大学連携事業

第28回大阪薬科大学市民講座

 

 開催日:10月17日(土) 13:00~16:10

開催場所:大阪薬科大学 講堂

参加者数:269名

演題/演者等:

1.「おくすり、案外知らない副作用」

講師 大阪薬科大学 臨床薬剤学研究室准教授                  井尻 好雄 先生

座長 大阪医科大学 内科学Ⅲ 准教授/ 同附属病院臨床治験センター長  林 哲也 先生

 

2.「おくすり、ほうっておくと怖い副作用の初期症状」

講師 虎の門病院 薬剤部長                               林 昌洋 先生

座長 関西大学 法学部 教授                              葛原 力三 先生

 

3.三大学によるパネルディスカッション

パネリスト 大阪医科大学附属病院 臨床治験センター              久島さゆり 先生

大阪薬科大学 臨床薬剤学研究室 准教授                      井尻 好雄 先生

関西大学 化学生命工学部 教授                            上里 新一 先生

関西大学 法学部 教授                                  葛原 力三 先生

(特別参加)虎の門病院 薬剤部長                            林 昌洋先生

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