関西大学 人間健康学部

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Q&A

人間健康学部について

Q人間健康学部では、どのようなことが学べますか?

A
人間健康学部では、人が幸福に生きるために欠かせない「健康」をテーマに、様々なことを学びます。世界規模で健康問題に取り組んでいるWHO(世界保健機関)は、真の健康が「からだ」と「こころ」の健康だけでなく、人を支える「社会」の健康によって可能になると述べています。本学部では、からだの健康からアプローチをする「スポーツと健康」コース、社会からアプローチする「福祉と健康」コースを設置し、基礎から専門まで詳しく勉強すると共に、「からだ」と「こころ」をつなぐもの(こころの健康に関わるアプローチ)として、身体文化に関する授業や、笑いとユーモアに関する授業を配置しています。人間健康学部では、誰もが願う「豊かで健やかな生活」について、幅広く学ぶことができるようなカリキュラムを提供しています。

Qどのような分野の先生がいるのですか?

A
人間の健康を総合的に教育研究していくために、健康・スポーツ科学、社会福祉学、社会学、医学、哲学、教育学、文化人類学、心理学を専門分野とする専任教員スタッフを配置しています。

Q他大学の体育・スポーツ系学部と人間健康学部は、どのように違うのですか?

A
人間健康学部では、単にアスリートの養成やスポーツ能力の向上を目指すだけではなく、人間形成を視野にいれた、生涯スポーツを指導できる人材の育成を行います。そのために、スポーツと福祉の両コースを横断する「連携科目」や人間健康学部ならではのユーモアや身体文化に関するユニークな科目を設定し、地域コミュニティにおけるスポーツのあり方について学びます。同時に、コミュニケーション力・企画立案力・実行力を養います。

カリキュラムについて

Q4年間の学びの流れを教えてください。

A
1年次では、まず人間健康学部で扱うテーマについて、専門教員がリレー形式で行う「人間健康論」を履修し、これから始まる4年間に何を学習していくのかを理解します。また、基礎科目として、学部に共通する専門教育科目を履修し、人間の健康に関する基本的な知識を修得します。
詳細はカリキュラム紹介ページをご参照ください。
カリキュラム紹介

Qスポーツと福祉の両方を学びたいのですが。

A
演習科目及び福祉の実習科目を除いて、ほとんどの科目が所属コースに関わらず履修することが可能です。また、履修した単位は、履修要件に従い、卒業所要単位に算入します。

Q堺キャンパスで、卒業に必要なすべての単位を修得できますか?

A
堺キャンパスで開講される科目履修のみで、卒業所要単位の修得は可能です。
司書教諭などの資格取得に関する科目を履修する場合のみ、千里山キャンパスで授業を受講することが必要になってきますが、受講し易いように授業時間割に配慮しています。

Qスポーツは好きですが、得意というほどではありません。それでも入学できますか?

A
人間健康学部では、単にアスリートの養成やスポーツ能力の向上をめざすだけでなく、人間形成を視野にいれた生涯スポーツを指導できる人材の育成も行います。
スポーツと健康コースでは、生涯スポーツ活動を通しての人間形成やコミュニティの再生、あるいはスポーツ教育を通した人間の健康のあり方を探ります。そのために、市民を対象とした公開授業を行ったり、コミュニティスポーツの拠点として大学を広く市民に開放し、地域社会に開かれたプログラムを推進します。こうした機会を通して、スポーツ活動で培われたコミュニケーション能力や行動力に磨きをかけるとともに、幅広い知識に基づく企画力や構想力を身につけ、総合型地域スポーツクラブのコーディネーターや指導者などのスポーツ経験を生かした専門職につく道が考えられますので、心配はいりません。

資格と就職について

Q人間健康学部で学ぶと、将来どのような職業に就くことが期待できますか?

A
健康や身体に関する専門知識を生かしてさまざまな進路が期待されます。
スポーツに関わる指導者、学校職員、健康関連の一般企業など多様な進路・就職先が考えられます。特にスポーツ関連では、身体に関わる文化的・科学的側面の基本的な知識と、健康に関する幅広い知識をもち、実践力と指導力を身につけたスポーツ指導者(スポーツトレーナー、健康運動指導士など)を養成します。また、子どものスポーツに関わる指導者も含め、幅広い年齢層のスポーツに関わる指導者の道があります。また、福祉と健康コースでは、社会福祉士の受験資格を取得し、福祉行政職として専門知識を生かした進路などが考えられます。

Q資格は何が取れるのですか?

A
中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)教員免許、また、スポーツ分野の資格として日本スポーツ協会公認スポーツ指導者(資格取得に必要な共通科目の受験資格取得が可能)、健康運動指導士、健康運動実践指導者(以上、受験資格)、レクリエーション・インストラクター、初級パラスポーツ指導員、福祉分野の資格として、社会福祉士(受験資格)、社会福祉主事、児童福祉司、身体障害者福祉司、知的障害者福祉司(以上、任用資格)を取得できます。
資格取得

Q社会福祉士の国家資格を目指していますが、サポート体制はありますか?

A
福祉と健康コースでは、一定の要件を満たせば社会福祉士の受験資格を取得することができます。福祉と健康コースでは、社会福祉士の国家試験のために丁寧な学習指導・サポートを行っています。また、福祉実習担当室では、過去の社会福祉士の国家試験対策情報をはじめ、最新の福祉に関する情報を提供し、また質問なども受け付けることができるようにサポート体制を整えています。

キャンパスライフについて

Q学費・諸費について教えてください。

A
学費・諸費はこちらをご覧ください。学費諸費(入学試験総合情報サイト)
※履修する科目により、別途教材費を徴収する場合もあります。

Q課外活動(クラブ活動)はどのようにして行いますか?

A
体育会、文化会として、すでに千里山キャンパスにあるクラブを希望する場合は、そちらに入部することになります。また堺キャンパスでも独自の団体活動が新たに立ち上げられており、それらに参加することも可能です。
堺キャンパスを拠点に活動する団体一覧

Q千里山キャンパスで課外活動をするための授業上の配慮はありますか?

A
人間健康学部の専門教育科目を10科目程度、千里山キャンパスで開講します。これにより、千里山キャンパスで授業を受け、そのままクラブ活動に移る、といった流れが可能です。また、キャンパス間の移動に無理がないように、授業時間割について、配慮しています。堺キャンパスと千里山キャンパスをつなぐシャトルバスも運行しています。
シャトルバス

Qスポーツトレーニングルームは、どのような施設ですか?

A
体育館の1階にトレーニングルームを設置しています。トレーニングマシンを備え、トレーニングの方法を実際にマシンを使用しながら、習得することができます。

Q各コースへの所属はいつからですか。また希望は通りますか?

A
人間健康学部には、「スポーツと健康コース」と「福祉と健康コース」の2コースがあります。人間健康学部の入学定員は330名となっており、学部一括で入学し、2年次に各コースに分かれることになります。

Q福祉と健康コースではどのようなアクティビティ・スキルを学べますか?

A
スポーツ、ユーモア、レクリエーションなどの学びと協働して、グループワーク活動の懸け橋となるアクティビティの方法を習得します。例えば、「福祉レクリエーション論」では、高齢者などへの福祉レクリエーションのニーズが高まっていることを受けて、体力や身体機能に制限がある人々へのレクリエーションの方法について取り上げます。また、プロジェクトアドベンチャー施設を使った基礎体育の授業など基礎科目や共通コースの科目でも福祉現場で役に立つアクティビティ・スキルを学ぶことができます。

Q人間健康学部ならではのユニークな科目はありますか?

A
笑いは健康にどういいのか?人はどうして笑うのか?そういった疑問に理論と実践、両方から迫り、ユーモアの達人をめざす「ユーモアコミュニケーション論」など、笑いとユーモアを幅広い視点から学ぶことができます。また、生と死をめぐるさまざまなテーマ(緩和ケア、犯罪被害者支援、脳死など)について共に考え、一人ひとりの死生観を育む機会を作る「臨床死生学」などの講義があります。

Q人間健康学部では、どのような体育教員を養成しますか?

A
スポーツの技術指導だけでなく、子どもたちが生涯にわたってスポーツに関われるような資質を育てる授業を企画できる教員を育成していきます。また学校内だけでなく地域との連携をコーディネートしたり、スポーツを行ううえでの子どもたちの悩みの相談にものってあげられるカウンセラー的な役割も担える教員養成をめざします。

キャンパスへの通学について

Q堺キャンパスから他キャンパスに移動する場合、通学定期券は利用できますか?

A
通学定期券の利用範囲は、人間健康学部が設置されている堺キャンパス最寄駅から自宅の最寄駅間のみとなります。
鉄道会社の方針により課外活動への参加および他キャンパス施設利用を目的とした、他キャンパス間の通学定期券の利用はできません。
なお、堺キャンパスと千里山キャンパスをつなぐシャトルバスを運行しています。
詳細はシャトルバス運行案内をご覧ください。
また、一定の条件を満たす場合に限り、複数キャンパス(堺キャンパスと千里山キャンパス)へ通学するための通学定期券購入が可能です。