(1)台北地方法院における法官との懇談
熊誦梅法官(裁判官)のご尽力により、台北地方法院を見学し、その後、同法院の法官との懇談の機会をもつことができた。裁判所の窓口は利用者の利便を考慮に入れて機能的に作られており、受付フロアには、ボランティアの市民が適切に配置されていた。法官との懇談には十分な時間をとっていただき、マイノリティに関する多くの法令が制定・運用されていること、その権利保障のための法解釈上の問題点などについても具体例を挙げた説明を受けた。最後に、法院長および行政庭長からも丁寧なご挨拶をいただいた。