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学生の声(Students' VOICE)コンピューティング系

学生の声一覧

数理モデリング
視覚の特徴を理解すれば、
交通渋滞は解消する?
数理モデルが切り拓く未来社会
コンピューティング系(友枝ゼミ)
3年次生 矢可部 寛太さん(左)
4年次生 麻木 貴徳さん(右)

数理モデリング

視覚の特徴を理解すれば、交通渋滞は解消する?
数理モデルが切り拓く未来社会

コンピューティング系(友枝ゼミ)

3年次生
矢可部 寛太さん(左)

4年次生
麻木 貴徳さん(右)

友枝ゼミでは、数理モデルをキーワードに、錯視や渋滞を主なテーマとして研究しています。錯視とは目の錯覚のことで、その仕組みを計算することで、形が全く異なる柱であっても、見る角度によっては同一に見える立体を作ることができます。同一に見える立体なのに実際の形が違うことから、最も驚く形はどのような形なのかをシミュレーションしながら探っています。渋滞の研究では、車の動きを模倣するシミュレーションを作って、渋滞が発生するメカニズムを探り、どのような方法が渋滞解消に効果的であるかを検証しています。また、異なる勾配が連なる坂道では、坂道の傾斜を誤認識する錯視が生じます。本当は上り坂なのに、正しく上り坂を認識できないと、ドライバーは適切にアクセルを踏み足すことができず、渋滞の種を作ってしまいます。錯視の研究が渋滞解消のヒントになったりと、心理学、経済学、工学と、さまざまな分野にまたがったテーマです。文系出身者も多く学んでいて、友枝先生の指導のもと、興味を追究する楽しみを感じています。

担当教員

友枝 明保教授

研究は「やりたいことをやる」。そのためには全力でサポートするというスタンスなので、研究の大変さに苦労しつつも自発的に学びを進めてくれています。

(2024年度掲載)

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