関西大学という一つのコミュニティに属する学生としてのアイデンティティを形成するため、地域や歴史、地域との関わりの中から大学で学ぶ意義を再確認し、また、学生を取り巻く社会環境の変化に対応するトピックスに取り組むことで、現代を生き抜き未来を創る力を養う科目を配置しています。
人工知能やデータサイエンスの知識、リテラシーを育成するための「AI・データサイエンス教育プログラム」の指定科目も配置しています。

関西大学AI・データサイエンス教育プログラム

関西大学では、人工知能(AI)やデータサイエンス(DS)について、全学生を対象にしたリテラシー教育として、2つのプログラムを設置しています。このプログラムは、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、かつ、数理・データサイエンス・AIを適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成することを目的としています。

(リテラシーレベル)2科目4単位
活用法を見聞するAI・データサイエンス(1年次配当)
活用法を体験するAI・データサイエンス(1年次配当)
(応用・基礎レベル)2科目4単位
社会のためのデータサイエンス実践基礎(2年次配当)
AI・データエンジニアリング実践基礎(2年次配当)

授業科目一覧

関西大学を知る

  • 日本の近現代史と関西大学 -知の群像-
  • 吹田市と関西大学
  • 高槻市と関西大学
  • 堺市と関西大学
  • 学生生活とリスク

戦略トピックス

  • SDGs入門
  • SDGsの実践
  • 金融の実務からみるSDGs
  • 環境問題と環境政策のルーツ
  • カーボンニュートラル入門
  • 活用法を見聞するAI・データサイエンス
  • 活用法を体験するAI・データサイエンス
  • 起業に学ぶ「考動力」入門(関大出身起業家と考える未来の自分)
  • 起業に学ぶ「考動力」実践(企業と考える未来のデザイン)
  • 社会のためのデータサイエンス実践基礎
  • AI・データエンジニアリング実践基礎

科目ピックアップ
「吹田市と関西大学」

科目内容

関西大学千里山キャンパスが位置する吹田市の歴史、特徴、市政の目標などについて学びます。地域社会の具体的な姿や問題を学ぶことを通して、関大生が地域で果たしうる役割を考え、吹田市という地域コミュニティの一員であることを自覚し、関大生としてのアイデンティティ形成の一助になることを期待しています。
第一線で活躍する吹田市職員の方々に、吹田市が取り組んでいる具体的な政策について、直面する課題などの実践例を交えながら講義いただき、協働のまちづくりの理念や方向性について共に考え、自治体のあり方について学びます。


法学部教授高作正博先生

教員メッセージ

この授業は、吹田市で、実際に職務を担当する職員の方に講義をしていただく授業です。これまで、①私たちの身近な問題(デートDV、税金、年金、上下水道、選挙、労働)、②様々な支援事業(青少年活動、子育て・学習、認知症の方を介護する家庭)、③多方面にわたる政策(文化、公害・環境保護、情報化、文化財保護、都市計画)等を取り上げてお話しいただきました。特に、2018年6月に北摂を震源として発生した大阪府北部地震に先立ち、災害への備えと取り組みについての講義をお聞きすることができ、受講生には地震に対する心構えができていたのではないかと思います。将来の職業として公務員を目指す方もそうでない方も、私たちの暮らしを行政サービスの視点から見つめ直してみませんか!


経済学部玉井京吾さん

学生メッセージ

この授業では、吹田市の歴史、政策、支援事業等を学ぶことができました。この授業の特徴は、様々な分野の知識を得られることです。吹田市の文化や教育についてだけでなく、選挙や税金など私たちの身近にある問題についても学習することができました。特に私は税金についての講義に興味を持ちました。租税の目的、日本の税の種類など、これまで知らなかった知識を得ることができました。また、吹田市の職員の方から直接お話をいただけたことで、日ごろ学ぶことのできない吹田市の課題、まちづくりの重要性を知ることができ、自分も吹田市の一員であると自覚できました。また、授業を通じて、大学生が参加して支援事業を行っていることを知り、自分も積極的に地域活動に参加しようと思いました。

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