2022年11月08日
イベント
心理学研究科では、11月5日(土)に特別講演会「心理学で起業する-国際心理支援協会の挑戦-」をオンラインで開催しました。
本講演会は、心理学を専攻している大学院生、学生に、普段の研究や学びと関連が薄いととらえられがちな「起業」と関連づけることで、
今後のキャリアプランに広がりをもたせることを意図しています。
昨年度に引き続いての実施となる今回は、本学社会学部心理学専攻の卒業生である浅井伸彦氏(一般社団法人国際心理支援協会代表理事)を講師としてお招きし、
起業に至った経緯や思い、心理学の事業を運営するうえで心掛けていること、経営者としての葛藤や信念についてお話いただきました。
冒頭、思い入れのある母校で講演することに対する意気込みを語ってくださった浅井氏。
参加した学生からは、起業に関するより具体的な質問が寄せられ、一つ一つ丁寧に回答してくださいました。
現在進行中のカウンセリング事業・研修事業・予備校事業に加え、新規事業の構想など多角的に事業を展開する浅井氏のバイタリティーに触れたことで、
参加者にとっては、普段と異なる視点から心理学について考える貴重な機会となりました。
なお、心理学研究科では、引き続き11月14日(月)にも趙儀珊氏(国立台湾大学副教授)をお招きし、
「台湾の刑事司法への市民参加に関する法と心理学研究」と題した特別講演会を実施いたします(※講演は英語で行われます)。