研究科概要

沿革

心理学研究科は、2008年4月に認知・発達心理学専攻、社会心理学専攻の2専攻で開設されました。2016年4月に心理学専攻1専攻に再編、現代の心理学を認知・生理心理学、社会・産業心理学、発達・教育心理学、健康・人格心理学、計量・方法心理学の5領域から学際的に研究します。セミナー科目、各領域の特殊講義、リサーチスキル科目などのコースワークを通して、心理学全体に目配りしつつ、最先端の研究動向にすばやく対応できる研究能力を身につけます。目標は、人間行動に関して科学的・研究的な視点をもちつつ、実際的な問題解決に取り組み、各現場で主導的な役割を果たす人材の育成です。2020年4月には臨床心理専門職大学院の募集を停止し、公認心理師の受験資格を取得できる心理臨床学専攻を開設しました。本専攻では、心理臨床の実践能力と研究・開発のための能力の育成に関わる科目をバランスよく配置し、実務と研究の架橋に配慮した専門教育を行います。このようにして、国内でも有数の「こころ」の総合的・教育研究拠点の形成をめざしています。

教育に関する三つの方針

  • 入学者受入れの方針(アドミッションポリシー)
  • 教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
  • 学位授与の方針(ディプロマポリシー)

こちらをご覧ください。

特色

心理学専攻では、「認知・生理心理学」「社会・産業心理学」「発達・教育心理学」「健康・人格心理学」「計量・方法心理学」の5領域をもとにした包括的な大学院教育を行うことで、心理学全体に目配りしつつ最先端の研究動向にすばやく対応できる研究能力の育成に力を入れます。研究者養成の第一段階を達成するとともに、心理学の知見や方法を用いて地域社会・家庭・学校教育・企業組織・公的サービスなどの現場の問題解決に貢献できる人材の育成をめざします。

心理臨床学専攻では、将来、国家試験に合格し、公認心理師としてさまざまな領域で活躍できる人材の育成を目的にしています。心理的アセスメントや心理面接などの実務技能だけでなく、科学的根拠に基づいた実務を展開できるように、また臨床心理学やその周辺領域の研究職をめざすために必要となる研究・開発のためのリサーチスキルの修得にも配慮した養成課程を開設しています。

各専攻の特徴

博士課程前期課程

心理学専攻

各自の研究を展開しやすい演習型教育を中心に、5領域の特殊講義を配置することで最先端の研究に触れる機会を導入します。各領域に共通するリサーチスキル科目をとおして、5領域間あるいは他の学問分野と連携できる研究能力の養成に力を入れます。

心理臨床学専攻

公認心理師の受験資格に必要な科目に加えて、心理臨床の実務能力の育成に関わる、心理的アセスメントや心理面接、地域支援などの技能別科目及び職業倫理観、各領域の行政・法的知識などを培うための科目を配置しています。また実務を科学的根拠に基づいて実践できるように、さらに将来、臨床心理学やその周辺領域の研究職につく可能性も想定し、CSPP(Clinical Science and Psychological Practice)や修士論文作成を通じて、リサーチスキルの育成に配慮した科目を開設しています。本専攻では、心理臨床の実践能力と研究・開発のための能力の育成に関わる科目をバランスよく配置し、実務と研究の架橋に配慮した専門教育を行っています。

博士課程後期課程

心理学専攻

後期課程は、認知心理学、発達心理学、社会心理学、応用心理学、臨床心理学を核とする教育・研究領域としつつも、統合的かつ学際的に新たな研究領域を開拓して、現実に有益に対応できる研究を行う人材の育成を行います。 博士 (心理学) の学位取得はもとより、細分化された専門領域の徹底した深い研究と同時に、心理学研究の本来の目的である、現実の場での幅広い人間の諸行動の研究をめざします。