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第1回国際ミニシンポジウム

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紀要

 

第1回国際ミニシンポジウム

「マイノリティをめぐる法的諸問題:Constitutional Issues for Minorities : Part I」

2008年11月17日10時より関西大学児島惟謙館1階にて「マイノリティをめぐる法的諸問題Constitutional Issues for Minorities : Part I」が開催された。関西大学マイノリティ研究センターの主催するはじめての国際シンポジウムである。海外招聘講演者として、アメリカからシカゴ大学ロースクールのThomas Ginsburg(以下ギンズバーグ)教授と台湾から世新大学法学部の呉煜宗准教授(副教授)が招かれた。


ギンズバーグ教授はカリフォルニア大学バークレー校にてPh.D (J.S.P)を取得されたあと、イリノイ大学を経てシカゴ大学ロースクールにて教鞭を取られている。ギンズバーグ教授は、比較憲法プロジェクト(Comparative Constitutional Law Project)を共同で主宰され、アジアを中心とした国家の憲法の制定資料を収集されている。専門は憲法、国際法、比較憲法、法社会学である。

報告詳細は「Constitutional Treatment of Minorities : New Data」をクリックしてください。

呉准教授は、東北大学法学部にて「市民的家族の形成の憲法論」で博士号を取得されたのち、東京大学の助手を経て、故郷の台湾の世新大学にて教鞭を取られている。専門は憲法学、家族法学であり、代表論文は、「市民的家族の形成の憲法論」である。お二人とも世界的に著名な憲法学者として知られている。本シンポジウムの司会を西平等准教授(本学法学部、「国際関係とマイノリティ」主幹・研究統括)、コメンテーターを稲正樹教授(国際基督教大学)が務められた。 

報告詳細は、「台湾における中国人配偶者の法的地位―政治に揺れるマイノリティの権利」をクリックしてください。

西平等主幹は、東京大学法学政治学研究科で国際法を専攻し、同大学社会科学研究所助手を経て本学法学部に着任されている。L.デュギー、E.ヴァッテル、A.フェアドロスなど大陸ヨーロッパの国際法思想の研究を進められてきた。

稲正樹教授は、北海道大学にて法学博士の学位を取得されたのち、岩手大学、大宮法科大学院などを経て現在に至る。専門分野は憲法学、アジア比較憲法である。著作としては『アジアの人権と平和』(信山社)がある。

 


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