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What's New詳細

information2025/11/24 国際協力セミナー「社会課題解決を模索する:凡人からグローバルプロフェッショナルの道」を開催しました。


2025年11月24日(月)、千里山キャンパス尚文館にて、国際部主催「2025年度国際協力セミナー『社会課題解決を模索する:凡人からグローバルプロフェッショナルの道』」を開催しました。

当日は本学学生及び一般参加者をあわせて約120名の参加があり、対面とオンラインのハイブリッド形式で実施しました。


講師には、No Boundaries Ltd.代表パートナーとしてコンサルティングを通じた社会課題解決型事業を実践中である真鍋希代嗣氏をお迎えしました。

真鍋氏は、世界銀行コンサルタント・JICA専門家・マッキンゼーなど多様かつきらびやかな経歴を持たれていますが、学生時代は英語が特別得意だったわけではなく、成績も普通の「平凡な学生」であった自身の原点から話を始められました。
真鍋氏は、大学で素粒子物理学を専攻後、語学留学をきっかけに国際開発に関心を持ち、東京大学大学院で国際協力学を学び直されました。
大学院修了後はJICAイラク事務所で復興支援に従事し、その後、専門性強化のためジョンズホプキンス大学へ留学。
留学前の半年間で、途上国での起業を経験するためベトナムでラーメン店の開業から売却までを実践。その後、世界銀行やマッキンゼーでの勤務、京都大学での教育実践を通じて挑戦を重ねられました。

イラクでの勤務では危険地域での生活や政府高官との交渉、インフラ開発など国際協力の最前線を紹介し、ベトナムでの起業経験からは「自分がやらなければ起きえなかったことの価値」を語られました。
さらに、留学中のネットワーキングで世界銀行勤務の機会を得た経験も共有されました。

講演後の質疑応答では、
学生から「環境が自分に会わなかったときに、どう考え行動するか」、「起業したり、ゼロから新しいことを始めるために大事なことは何か」「様々なことに挑戦するためにはお金の問題が出てくるがどう思うか」
など多くの質問が寄せられ、真鍋氏は自身の経験に基づき丁寧に回答しました。

今回のセミナーは、参加者が主体的に自分の人生をデザインすることができるようになるための大変貴重な機会となりました。

今後も国際協力セミナーでは、世界の課題に関心を持ち、主体的に学び行動する学生を支援するため、
さまざまな学びの場を提供してまいります。