2025/06/03 中長期の海外留学に奨学金が新設されました!
関西大学では、学生の中⻑期留学を学習面・経済面から後押しするため、新たに「中⻑期海外派遣プログラム奨学金」を創設することとなりました。この制度は、2026年度以降に実施される中⻑期の海外派遣プログラムを対象としています。
対象となるプログラムは、「派遣期間が1学期⼜は2学期のプログラムの内、留学期間に専⾨分野の学修を伴うプログラム」です。留学先での学費負担がある一方、本学の学費は免除されるプログラムであるため、従来は奨学金の措置は行っていなかったものです。具体的には、現行のプログラムでは「外国語学部スタディ・アブロード・プログラム」「商学部BestA 1学期コース」「国際部認定留学(専門留学)」などが対象となります。
「中⻑期海外派遣プログラム奨学金」の支給額は、下記のとおりとなります。
1学期:15万円
2学期:30万円
過去の派遣実績から試算すると、年間150名程度の学生が支援を受けることができる見込みです。
この制度によって、中⻑期派遣学生数の増加が見込まれ、政府の「日本人学生の留学50万人」という目標の達成にもつながります。また、関西大学としても、Kandai Vision 150に掲げる「世界を舞台に活躍する学生の育成」や、「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」の成果向上にも資するものとなります。
関西大学では今回の「中⻑期海外派遣プログラム奨学金」の他、本学の協定校に1学期~2学期派遣する学生に1学期につき25万を助成する「交換派遣留学奨学金」、派遣期間が1学期未満の短期派遣プログラムの参加学生に対し、その費用負担に応じて1万円~12万円を助成する「短期派遣奨学金」など、学生の様々な国際交流機会をバックアップする奨学金を取りそろえております。
関西大学は、高い志を持って留学に挑戦する学生を力強く支援し、グローバルに活躍できる人材の育成に今後も取り組んでまいります。